りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

愛の哀しみ。

2014-03-10 | Weblog
先月の中頃に、“今ごろの季節になると聴きたくなる”と、キョンキョンの「優しい雨」について書きましたが。

月が変わって3月になると、今度はこの歌を無性に聴きたくなる。
このブログでも、この歌に関しては何度か書いた記憶がある。
20年以上前のヒット曲で、しかも俗にいう“一発屋”になってしまったので、今では街角でもラジオでもほとんど
耳にすることはないけど。

でも、今でもワタシはこの歌が、大好きだ。

何が引っかかったのか自分でも分からないけど、バイトをしていた深夜のコンビニの有線から流れたきたこの歌に、
ワタシの琴線は触れてしまった。

当時、ワタシはその両手にまだ何も持っていない、学生という名の20歳のチンピラだった。

それから倍以上の年月を生きてきたけど、毎年3月を迎えると、この歌を聴きたくなる。
今は便利な時代になったので、YOUTUBEですぐに再会できるし、廃盤になったであろうこの歌が収録されたCDも、
オークションで簡単に手に入った。

この歌の邦題が「愛の哀しみ」だったことは、そんなネットを通して最近知った。
良し悪しにつけて、80年代の余韻というか残像というものが垣間見えるような邦題。

夜、ウォーキングをする時、イヤフォンから流れてくる。

耳元に流れてきたら、否応にあの頃に帰ってしまう・・・と書いた方がいいのかもしれないが、残念ながらそんな
ことはなく(笑)
ただただ、この歌を聴きながら歩いている。
以前は、この歌を耳にすると、当時の出来事や周囲にいた連中の顔を思い浮かべることもあったような気がする。
でも、最近は本当にそんなことはなくなって。
ただただ、淡々とこの歌を聴きながら、仕事やら何やらでちょっと疲れた身体をリセットさせるつもりで歩いている。


たぶん。
たぶん、長い時間を経て、この歌はワタシの中で純粋な“ヒーリング・ミュージック”に変化したのかもしれない。

Sinead O'Connor「Nothing Compares 2U」
コメント (2)
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