4.“…風”と“…たまて箱”
ホテルを出てまず最初にJR鹿児島中央駅に行く。
ここの観光案内所で鹿児島市観光地周遊バス一日乗車券を購入するためである。
駅前ではテレビの収録をやっているらしく、
レポーターらしき人がテレビカメラの前で喋っていた。
さらに駅の中にもテレビカメラを担いだカメラマンやアシスタントらしき、
テレビクルーがうろうろしていた。
その時は何があったのか分からなかったが、
その日の夜にホテルに戻り、テレビニュースを見てその意味が分かった。

駅舎を撮った写真の右側に見切れている救急車だが、
駅に向かっている途中にサイレンを鳴らしながら駅に近づき、
そのまま歩道に乗り上げて停まった。
この救急車には病気の赤ちゃんとそのお母さんが乗っていて、
新大阪に直通する九州新幹線を使って救急搬送するところだったのだ。
九州新幹線では多目的室を利用して“ドクタートレイン”として、
患者の搬送に使おうという計画があり、今回は2例目だそうだ。
この赤ちゃんは大阪在住のお母さんが鹿児島に里帰りして出産されたのだが、
検査で心疾患が見つかり、長期の経過観察が必要とされ、
自宅のある大阪の病院に搬送されることになったのだ。
飛行機では点滴に必要な電源が確保出来ないことなどから、
新幹線が選ばれたのだ。
これも九州新幹線が全通したからこその恩恵なのだろう。
結局、観光案内所が混んでいたため、車内で買うことにして、
一端駅を出て鹿児島中央駅前から鹿児島市電に乗り込み、
運転手から“市電・市バス一日乗車券”600円を購入する。

これで隣の都通電停から取材を開始、純心学園前まで行ってJR指宿枕崎線郡元駅を取材し、
再び純心学園前まで戻って郡元電停を取材して再び鹿児島中央駅に前に戻る。
JR鹿児島中央駅の入場券を購入し、ここから車両取材を開始する。
今回は取材時間を丸二日取っているため、
その間にJR鹿児島中央駅で観光列車の「はやとの風」と「指宿のたまて箱」を取材する。
「はやとの風」は以前取材したことがあるが、
「指宿のたまて箱」は未取材のために今回は是非取材したいと思っていたのだ。
「はやとの風」は09:25発、「指宿のたまて箱」は09:54発と時間が近いため、
逆算してこれらの列車とそれに前後して発着する気動車の取材をする。
「はやとの風」はキハ40系気動車を改造した3両編成で、
キハ140 2066+キハ147 1045+キハ47 8092が充当される。
人吉から松吉までを結ぶ「いざぶろう・しんぺい」に接続し、
松吉から鹿児島中央を結ぶ観光特急列車である。

「指宿のたまて箱」はキハ47形気動車を改造した2両編成で、
キハ47 8060+キハ47 9079が充当されている。
「なのはなDX」を置き換えて誕生した指宿線の特急で鹿児島中央から指宿を結ぶ。

両列車ともにデザインは水戸岡鋭治氏で、車内は木の温もりを重視したデザインとなっている。
これらの列車をじっくり取材し、鹿児島中央駅を出て再び鹿児島市電の取材を再開する。
ホテルを出てまず最初にJR鹿児島中央駅に行く。
ここの観光案内所で鹿児島市観光地周遊バス一日乗車券を購入するためである。
駅前ではテレビの収録をやっているらしく、
レポーターらしき人がテレビカメラの前で喋っていた。
さらに駅の中にもテレビカメラを担いだカメラマンやアシスタントらしき、
テレビクルーがうろうろしていた。
その時は何があったのか分からなかったが、
その日の夜にホテルに戻り、テレビニュースを見てその意味が分かった。

駅舎を撮った写真の右側に見切れている救急車だが、
駅に向かっている途中にサイレンを鳴らしながら駅に近づき、
そのまま歩道に乗り上げて停まった。
この救急車には病気の赤ちゃんとそのお母さんが乗っていて、
新大阪に直通する九州新幹線を使って救急搬送するところだったのだ。
九州新幹線では多目的室を利用して“ドクタートレイン”として、
患者の搬送に使おうという計画があり、今回は2例目だそうだ。
この赤ちゃんは大阪在住のお母さんが鹿児島に里帰りして出産されたのだが、
検査で心疾患が見つかり、長期の経過観察が必要とされ、
自宅のある大阪の病院に搬送されることになったのだ。
飛行機では点滴に必要な電源が確保出来ないことなどから、
新幹線が選ばれたのだ。
これも九州新幹線が全通したからこその恩恵なのだろう。
結局、観光案内所が混んでいたため、車内で買うことにして、
一端駅を出て鹿児島中央駅前から鹿児島市電に乗り込み、
運転手から“市電・市バス一日乗車券”600円を購入する。

これで隣の都通電停から取材を開始、純心学園前まで行ってJR指宿枕崎線郡元駅を取材し、
再び純心学園前まで戻って郡元電停を取材して再び鹿児島中央駅に前に戻る。
JR鹿児島中央駅の入場券を購入し、ここから車両取材を開始する。
今回は取材時間を丸二日取っているため、
その間にJR鹿児島中央駅で観光列車の「はやとの風」と「指宿のたまて箱」を取材する。
「はやとの風」は以前取材したことがあるが、
「指宿のたまて箱」は未取材のために今回は是非取材したいと思っていたのだ。
「はやとの風」は09:25発、「指宿のたまて箱」は09:54発と時間が近いため、
逆算してこれらの列車とそれに前後して発着する気動車の取材をする。
「はやとの風」はキハ40系気動車を改造した3両編成で、
キハ140 2066+キハ147 1045+キハ47 8092が充当される。
人吉から松吉までを結ぶ「いざぶろう・しんぺい」に接続し、
松吉から鹿児島中央を結ぶ観光特急列車である。

「指宿のたまて箱」はキハ47形気動車を改造した2両編成で、
キハ47 8060+キハ47 9079が充当されている。
「なのはなDX」を置き換えて誕生した指宿線の特急で鹿児島中央から指宿を結ぶ。

両列車ともにデザインは水戸岡鋭治氏で、車内は木の温もりを重視したデザインとなっている。
これらの列車をじっくり取材し、鹿児島中央駅を出て再び鹿児島市電の取材を再開する。