5.仕事終わりの新幹線の旅立ち-旅の始まり
平日、勤務し時間通りに仕事をしてそのまま旅に出る。
今までに何回か採用してきた旅の始まり方だが、
その理由は主に二つで、ひとつは寝台列車の旅に出るため、
出発時間が夜になること。
そのため昼間の時間は会社で仕事をして、
そのまま寝台特急が発車する東京や上野に移動するというもの。
今では寝台列車が激減してしまったが、
それでも電車特急の“サンライズ・エクスプレス”は東京駅を22:00に出発するため、
仕事をしてからでも十分に間に合う。
そしてもう一つは少ない日程で十分な取材を行うために前日に現地入りする、
いわゆる“前乗り”である。
その場合は短時間で移動距離が稼げる航空機利用となる。
しかし今回は自分へのご褒美のバースディきっぷの旅のため、
あくまでも鉄道利用に特化した旅にしたい。
そこで九州アクセスにも往復新幹線を利用することにした。
しかし東京から鹿児島までは最短でも6時間20分、
博多まででも5時間はかかる。
仕事終わりで東京駅まで行った場合、博多到着の段階で深夜0時になってしまう。
そこで今回は完全な前乗りではなく、広島で一泊し、
翌日博多まで新幹線で移動することにした。
ひとつは「みずほ」に乗ってみたかった。
九州新幹線には「みずほ」、「さくら」、「つばめ」の3つの愛称がある。
東海道・山陽新幹線と同様、速達速度で愛称名を分けている。
「みずほ」は東海道・山陽新幹線では「のぞみ」に相当する最上グレードで、
「みずほ」、「さくら」は山陽新幹線にも乗り入れる。
日本を走っている新幹線の中で唯一乗ったことのない愛称名が「みずほ」なのである。
そこで今回はこの「みずほ601号」に乗ることにした。
山陽・九州新幹線「みずほ601号」は06:00に新大阪を出発し、
08:25に博多、鹿児島中央には09:44に到着する。
新大阪に宿泊したのでは朝が早すぎるので、ちょうど良い時間に接続する広島に宿泊地を決めた。
18:30に東京駅を出る「のぞみ123号」で4時間10分、22:40に広島に到着する。
この時間ならホテルにチェックインして十分に睡眠を取ることも出来る。
普段はスーツで出勤しているのだけれども、
9月14日土曜日の前日、13日金曜日は仕事終わりでそのまま東京駅まで行くため、
旅行に行く服装や靴でそのまま家を出て、
旅行用バッグやカメラバッグは東船橋駅のコインロッカーに預けて手ぶらで出社、
予定では5:00p.m.に退社して17:13の総武緩行線で秋葉原に行くことになっていたが、
予定よりも早く仕事が終わり、4:33p.m.に退社、
事前に購入していた幕張から福岡市内の切符で東船橋の改札を入場する。
16:47の中野行きで秋葉原まで行き、17:24の京浜東北線で東京まで行く。
新幹線改札口で東京から広島までの「のぞみ123号」のグリーン車指定席券と、
乗車券を合わせて入場する。
そのあとホームに上がって売店で駅弁「秋味満載」1,100円などを購入、
18:30東京発の「のぞみ123号」に乗車する。
当然のことながら、「のぞみ123号」はN700系が充当されていた。
既に空は日が暮れ始めており、車窓は街の明かりが光となって流れていく。
4時間10分の長旅で終点の広島に到着する。
予約していたヴィアイン広島は広島で宿泊する時に何回も使っていて、
勿論迷わずにホテルまで行き、チェックインした。
宿泊料は朝食無しの素泊まりで5,700円、
チェックイン前にLAWSON広島東局店でビールと翌朝分のお茶を買い、
東京駅の新幹線ホームで駅弁と一緒に購入したシウマイをつまみに飲む。
仕事の疲労と長距離移動で疲弊が蓄積していて、
ビールの酔いも手伝ってシャワーも浴びずに就寝する。
平日、勤務し時間通りに仕事をしてそのまま旅に出る。
今までに何回か採用してきた旅の始まり方だが、
その理由は主に二つで、ひとつは寝台列車の旅に出るため、
出発時間が夜になること。
そのため昼間の時間は会社で仕事をして、
そのまま寝台特急が発車する東京や上野に移動するというもの。
今では寝台列車が激減してしまったが、
それでも電車特急の“サンライズ・エクスプレス”は東京駅を22:00に出発するため、
仕事をしてからでも十分に間に合う。
そしてもう一つは少ない日程で十分な取材を行うために前日に現地入りする、
いわゆる“前乗り”である。
その場合は短時間で移動距離が稼げる航空機利用となる。
しかし今回は自分へのご褒美のバースディきっぷの旅のため、
あくまでも鉄道利用に特化した旅にしたい。
そこで九州アクセスにも往復新幹線を利用することにした。
しかし東京から鹿児島までは最短でも6時間20分、
博多まででも5時間はかかる。
仕事終わりで東京駅まで行った場合、博多到着の段階で深夜0時になってしまう。
そこで今回は完全な前乗りではなく、広島で一泊し、
翌日博多まで新幹線で移動することにした。
ひとつは「みずほ」に乗ってみたかった。
九州新幹線には「みずほ」、「さくら」、「つばめ」の3つの愛称がある。
東海道・山陽新幹線と同様、速達速度で愛称名を分けている。
「みずほ」は東海道・山陽新幹線では「のぞみ」に相当する最上グレードで、
「みずほ」、「さくら」は山陽新幹線にも乗り入れる。
日本を走っている新幹線の中で唯一乗ったことのない愛称名が「みずほ」なのである。
そこで今回はこの「みずほ601号」に乗ることにした。
山陽・九州新幹線「みずほ601号」は06:00に新大阪を出発し、
08:25に博多、鹿児島中央には09:44に到着する。
新大阪に宿泊したのでは朝が早すぎるので、ちょうど良い時間に接続する広島に宿泊地を決めた。
18:30に東京駅を出る「のぞみ123号」で4時間10分、22:40に広島に到着する。
この時間ならホテルにチェックインして十分に睡眠を取ることも出来る。
普段はスーツで出勤しているのだけれども、
9月14日土曜日の前日、13日金曜日は仕事終わりでそのまま東京駅まで行くため、
旅行に行く服装や靴でそのまま家を出て、
旅行用バッグやカメラバッグは東船橋駅のコインロッカーに預けて手ぶらで出社、
予定では5:00p.m.に退社して17:13の総武緩行線で秋葉原に行くことになっていたが、
予定よりも早く仕事が終わり、4:33p.m.に退社、
事前に購入していた幕張から福岡市内の切符で東船橋の改札を入場する。
16:47の中野行きで秋葉原まで行き、17:24の京浜東北線で東京まで行く。
新幹線改札口で東京から広島までの「のぞみ123号」のグリーン車指定席券と、
乗車券を合わせて入場する。
そのあとホームに上がって売店で駅弁「秋味満載」1,100円などを購入、
18:30東京発の「のぞみ123号」に乗車する。
当然のことながら、「のぞみ123号」はN700系が充当されていた。
既に空は日が暮れ始めており、車窓は街の明かりが光となって流れていく。
4時間10分の長旅で終点の広島に到着する。
予約していたヴィアイン広島は広島で宿泊する時に何回も使っていて、
勿論迷わずにホテルまで行き、チェックインした。
宿泊料は朝食無しの素泊まりで5,700円、
チェックイン前にLAWSON広島東局店でビールと翌朝分のお茶を買い、
東京駅の新幹線ホームで駅弁と一緒に購入したシウマイをつまみに飲む。
仕事の疲労と長距離移動で疲弊が蓄積していて、
ビールの酔いも手伝ってシャワーも浴びずに就寝する。