4.新型コロナウイルス感染症の影響-予定中止
中国武漢での肺炎集団発生がWHOで報告されたのは、
2020年1月9日で、この時はまだ対岸の火事だった。
同年1月28日に「新型コロナウイルス感染症」の名称が制定、
指定感染症に定める政令が出て、この名称が世の中に知れ渡った。
同年2月11日にWHOは“COVID-19”と命名したが、
それでも日本では「新型コロナウイルス」が通称として使われ続けている。
まだ1月、2月頃はテレビのニュースでの出来事で、
身近な話題という意識は正直低かったが、
その後全国に陽性患者が増えていったり、
クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」で感染症が蔓延り、
その対応で日本国政府への批判が諸外国で起こったりと、
どんどんこの話題がニュースでの時間を占めるようになっていった。
※参考/2011年2月26日長崎港で撮影した「ダイヤモンドプリンセス号」
3月になると不要不急の外出は控えるように呼びかけられるようになり、
そして4月7日、「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が、
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県の七都府県に発令された。
4月16日には対象地域が全国に拡大され、
終了期限は2020年5月6日のゴールデンウィークまでとされていたが、
5月4日に終了時期が5月末まで延長された。
そのため、ゴールデンウィークでの旅行は不可能と判断、
1ヶ月前になったが新幹線の切符や乗車券は購入せず、
4月5日日曜にネット経由でヴィアイン新大阪のホームページへアクセス、
5月3日日曜の宿泊予約をキャンセルした。
計画は全て中止とした。
当然、この期間は外出自粛で食料品の買い物以外は外に出ていない。
退屈なゴールデンウィークを過ごすことになった。
計画はそのまま来年のゴールデンウィークに先延ばしするか、
或いは青春18きっぷを使って来年夏に変更しよう。
ただ、東京オリンピックも2021年に延期されたため、
夏季のホテル需要の状況は今年と変わらないと思うけれど…。