8.成田線我孫子支線全駅取材-下総松崎、安食編
小林駅14:11発の下り成田行きで2つ先の下総松崎に行く。
下総松崎駅は相対式2面2線の地上ホームを有する。
1番線は下り成田方面、2番線は上り我孫子方面が使用する。
駅舎は1番線に接しており、2番線とは跨線橋で結ばれている。
成田鉄道が1901年4月1日に安食から我孫子まで延伸、
同年8月10日に「松崎」の駅名で開業した。
成田鉄道は1920年9月1日に国有化された。
国有化と同時に駅名も「下総松崎」に変更された。
瀟洒な木造駅舎が残されている。
このあとひとつ戻って「安食」に行く。
駅名は「安食」と書いて「あじき」と読む。
JR安食駅は相対式2面2線の地上ホームを有する。
駅舎は1番線に接しており、2番線とは跨線橋で結ばれている。
列車交換がない時には上下線とも1番線を使用する。
安食で列車交換する時には1番線は下り、
2番線は上りが使用する。
成田鉄道が1901年2月2日に成田から安食まで開業、
この時終着駅として開業した。
同年4月1日に安食から我孫子まで延伸して全通した。
下総松崎で同じ列車に乗り込んできた中年の男性が、
安食で駅舎の写真を撮っている時に話しかけてきた。
彼は安食在住で、地元でないと知らない話しをいろいろ話してくれた。
成田線我孫子支線は東我孫子、下総松崎、安食以外は橋上駅舎化されていて、
安食も地元の栄町が橋上駅舎化が計画されたが、
彼を始め、一部反対で計画が中断しているとのこと。
橋上駅舎化されれば反対側にも出入り口が出来るが、
その一方で車椅子利用者はホームに行くのに、
2回エレベーターを使わなければならない。
しかし現在ならばスロープを通じて直ぐにホームに行ける。
そのほか、我孫子支線も安食から成田と我孫子までは管理区分が違うとか、
地元ならではの話を聞かせて貰った。
15:46の成田行きが来るギリギリまで話をしていたため、
安食での駅名標を撮るのを忘れてしまった。