1.偶然知った横浜市電保存館の存在-計画策定
ネットでいろいろと調べ物をしている時、
初めて横浜市電博物館の存在を知った。
路面電車の保存施設としては札幌市電の交通資料館や、
梅小路公園内の京都市電などが思い浮かぶが、
あとは都電の保存施設など、ボリューム的に残念なところが多い。
横浜市電に関しては勿論かつて存在していたことは知っていたが、
保存車両が残っているとは思わなかった。
横浜市電保存館のホームページで調べてみると、
6両の電車が室内で綺麗に保存されていた。
室内保存のため、内部も公開されているようだ。
※参考/横浜市電保存館 https://www.shiden.yokohama/
所在地は横浜市磯子区滝頭3丁目で、根岸駅から約1.5kmの距離にある。
地図で見ると隣に市営バス滝藤営業所がある。
たぶん、路面電車の時代はここが車両基地だったのだろう。
ホームページで調べると、横浜市営地下鉄ブルーライン吉野町駅、阪東橋、
ブルーラインと京急本線の上大岡駅、JR根岸駅、横浜駅などからバスで移動となる。
バスの車庫に隣接しているので、バス路線は豊富なようだ。
今回は根岸駅からバスを利用することにした。
JR根岸駅なら横浜から根岸線に乗り換えれば、2回の乗り換えで行くことが出来る。
JR根岸駅からでは市営バス21系統市電保存館行、78系統磯子駅行、
133系統上大岡駅行の3継投が利用可能で、その分待ち時間も短い。
JR根岸駅を乗換駅に選んだのは、乗り換えが便利であるのと同時に、
午後から根岸線の駅取材を予定しているからである。
根岸線は横浜から大船の12駅、22.1kmの路線である。
東海道本線の別線の位置づけだが、
運行上は京浜東北線と一体となっていて、
スカイブルーのラインが入ったE233系1000番台が使用されている。
起点と終点を除く10駅は既に磯子は2002年5月3日に、
関内、石川町、桜木町、山手、根岸2003年7月19日に、
本郷台、港南台、洋光台、新杉田は2004年7月3日に取材済である。
何処も取材から20年近く経っており、
関内、山手、磯子、港南台では駅舎のリニューアルが行われており、
再取材しなければならない。
そこで午前中に横浜市電保存館を取材、
午後は根岸線未取材駅の取材に当てることとして、
以下のような計画を立ててみた。
2021年10月X日日曜日
駅の指定席券売機で休日おでかけパス2,720円を購入してこれを使用、
いったん千葉に出て朝食後、08:27始発の横須賀線直通総武快速線に乗り込む。
これで横浜まで行き、根岸線に乗り換えて根岸まで行く。
根岸到着は10:07で、10:00a.m.から開店しているラーメン店で先に昼食を喰う。
11:12根岸駅前バス停から横浜市営バス21系統で市電保存館まで行く。
ここでは1時間26分の時間を取り、横浜市電保存館に入館、
料金は大人300円で、ここで保存車両の取材をする。
12:48市電保存館前バス停から市営バス133系統で根岸駅前まで戻る。
ここから根岸線の取材を開始、13:10発の大宮行で関内まで行く。
33分で駅取材して根岸線・大船行で山手に行き20分で駅取材、
山手から大船行で磯子まで行って30分で駅取材、
磯子から大船行で港南台まで行って30分で駅取材する。
ここから大船に出て駅取材して横須賀線で逗子まで行く。
逗子到着は16:16でここで夕食を喰い、総武快速線直通の横須賀線で帰宅する。