林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

横浜市電保存館と根岸線再取材の旅6.

2022-09-08 | 鉄道・旅行

 6.保存車両-1100型1104号車

その次に保存されていたのは1100型であった。

説明文には以下のように書かれている。

 車種(番号):1100型(1100~1104)
 車体構造:半鋼低床式ボギー車
 最大寸法mm(長さ×幅×高さ):11,400×2,400×4,200
 定員:95人
 集電様式:複、前後ポール(ビューゲル改造)
 製造年/廃車年:昭和11年/昭和47年

 昭和11年(1936年)に新式中型ボギー車として5両購入した1100型の1台。
 バンパー面から流線型となっている車両は当局唯一のもの。
 当初ロマンスシート(対面席)を片面にそれぞれ3脚を設け、
 その他をロングシートとし、鋼製振止式の吊革を採用する等、
 モダンな車両は「ロマンスカー」とも呼ばれた。
 昭和24年(1967年)ワンマン車両に改造され、
  昭和47年(1972年)の市電全廃まで活躍した。

車内の様子。
壁も床も木造でモケットの座席。

マスコンの様子。
「三菱電機株式會社 製作」とある。
運賃箱には「¥20」と書かれている。

降車お知らせボタン。
「ワンマン運転の時お降りの方はこのボタンを押して下さい。」とある。
下向きのスイッチを押すタイプで、
間違って押さないように下向きになっているのだろう。

ヘッドライト。
モノアイである。

正面を横から見た様子。
集電ポールを持ち上げるロープが巻かれている。

車体番号とサボ。
3系統洲崎神社と山元町の区間を走った。
途中には横浜駅の表示も見える。

前面サボには「新発売・新ビオフェルミン」の広告が見える。

コメント
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