8.保存車両-1600型1601号車
5両目に保存されていたのは1600型であった。
説明文には以下のように書かれている。
車種(番号):1600型(1601~1606)
車体構造:半鋼低床式ボギー車
最大寸法mm(長さ×幅×高さ):12,000×2,443×4,123
定員:100人
集電様式:ビューゲル
製造年/廃車年:昭和32年/昭和45年
800型代替として昭和32年(1957年)、
当局工場で製造した最後の新造中型ボギー車1600型の1台。
後部乗降口を中央よりに移したバス型配置で、
出入口を大きくとり、4枚折戸を採用した。
室内灯は蛍光灯でラインライト方式、
床板は明るい緑色の軟質ビニールを張り、
ビューゲルは自動昇降式。、
台枠の中梁には5インチの鋼管を使用し、
これをレザーバータンクに利用した。
昭和45年(1970年)廃車となった。
(この車体の色は、新車当時の色に塗り替えてあります。)
車内の様子。
床も木造だが壁部分は材質が違う。
マスコンの様子。
社名は消えているが、三菱のマークが見える。
内側から見た中間扉。
両開きの折戸で開いた状態。
車掌用の開閉スイッチが確認出来る。
車体番号とサボ。
サボは18系統で、屏風ヶ浦発着の循環路線だと取れる。
ヘッドライトと前面サボ。