3.後回しの昼食と市営バスの乗車
横浜に到着してホームに降り、階段を下りてコンコースに出る。
ここから根岸線に乗り換えるつもりだったが、
番線の案内の電光掲示板に特急「踊り子」が入線するのを確認して、
緊急にこれを取材することにした。
特急「踊り子」は長らく185系が充当されていたが、
余剰になったE257系が改造されて充当されるようになった。
中央本線特急「あずさ」、「かいじ」に充当されていた、
0番台は2000番台に改番、
「さざなみ」、「わかしお」、「しおさい」、「あやめ」など、
房総方面の各特急に充当されていた500番台は2500番台に改番された。
0番台は基本編成9両+付属編成2両で非貫通の前面構造、
500番台は5両編成で貫通型、連結しての運用を考慮している。
そのため2000番台、2500番台も貫通扉の有無で見分けられる。
更に少し間をおいて5500番台も入線してきた。
5000番台、5500番台は波動需要対応の編成である。
これらを十分に取材して、09:33発の根岸線で根岸まで行く。
予定ではここで先に昼食を喰うことにしていたが、
予定していたラーメン店は開店前から待ち客がいて、
混雑が予想されるために先に横浜市電保存館に行くことにした。
10:10根岸駅前発の横浜市営バス78系統に乗り込み、
市電保存館バス停まで行く。
乗車時間は約10分で無理すれば歩けない距離ではないが、
勿論無理するつもりは全くない。
バス停を下りると目の前に横浜市電保存館が見える。
予想通り、隣にバスの車庫があり、
道路側とバス車庫の入り口の両方にバス停があった。
入館料金は300円で市電保存館入場する。
入場に際して検温と連絡先の報告か、
LINEで「新型コロナ対策パーソナルサポート」を友達登録することを求められた。
住所などを書くのは面倒なので、
LINEでの対策ツールの登録を選択した。
このあと館内の保存車両を取材していく。