2.2009年飯田線の旅
かつて飯田線中部天竜駅には「佐久間レールパーク」という、
鉄道車両保存展示施設が併設されていた。
しかも駅までの切符を有していれば入場は無料である。
しかしJR東海はJR東日本の「鉄道博物館」のように、
本格的な鉄道車両展示の博物館を建設する計画があり、
「佐久間レールパーク」は2009年11月1日で、
廃止されることが決まっていた。
ここで展示されていた車両の多くは、
あおなみ線金城ふ頭に建設予定の「JR東海博物館(仮)」に、
移設展示することになっていたのだ。
この「JR東海博物館(仮)」が、
2011年3月14日に開館した「リニア・鉄道館」である。
この廃止される「佐久間レールパーク」の見学を含め、
2009年8月8日土曜日に飯田線の乗り潰しを計画した。
2009年8月8日土曜日
東京駅06:26始発の東海道新幹線「ひかり501号」で豊橋まで行き、
飯田線に乗り換えて2時間6分で中部天竜まで行く。
ここでの乗り換え時間は2時間18分で、
この時間を使って「佐久間レールパーク」を見学する。
12:40中部天竜発の飯田線で1時間25分かけて天竜峡まで行き、
天竜峡始発に乗り換えて3時間5分掛けて上諏訪まで行き、
17:44上諏訪発の「スーパーあずさ30号」に乗車する。
この特急で3時間6分かけて千葉まで行き、総武緩行線で帰る。