6.橋梁傾斜による部分運休と架空の代替案
2021年夏季の飯田線完乗の旅は中止になったが、
予定日一週間前の8月15日日曜日、
関東地方、東海地方では激しい雨が降り、
翌日、その影響で飯田線の橋梁が傾いていたことが分かった。
飯田線宮木駅と辰野駅の間にある横川橋梁で橋脚が傾斜、
その影響でレールも曲がってしまい走行不能になってしまった。
そのため伊那松島から辰野の区間は当面の間、運転を見合わせることになった。
その後、運転見合わせの区間は伊那新町から辰野の区間に縮小され、
その区間はバス代行になった。
予定は既に中止していたが、もし決行していたらどうしただろう。
飯田線は2009年に乗り潰しに挑戦したが、
この時は落石による不通で平岡から天竜峡の区間が未乗車となってしまった。
この区間は代行バスで移動、天竜峡から辰野までの乗り潰しは既に完了している。
つまり、今回は平岡から天竜峡まで乗り潰せればそれで完乗は完了する。
そこでもし予定を決行していたらという想定の下、計画を考えてみた。
豊橋から天竜峡まで行って折り返してもいいが、
折角なので飯田線の路線名の元となった飯田駅まで行くことにする。
行きは普通列車で行き、帰りは時間短縮のため特急を利用する。
2021年8月22日日曜日
東京駅06:27始発の東海道新幹線「ひかり631号」で豊橋まで行き、
08:34豊橋始発の飯田線で29分掛けて長山、50分掛けて本長篠、
時間潰しに1つ戻って長篠城、ここから3時間3分掛けて飯田まで行く。
飯田到着は14:43で1時間15分で折り返し、その間に遅めの昼食も喰う。
15:58飯田始発の特急「ワイドビュー伊那路4号」で豊橋まで戻り、
ここで夕食を喰って19:41発東海道新幹線「こだま748号」で帰京する。
これは予定を決行するためのものではなく、
あくまで予定決行を想定して作ったものだが、
もし来年夏になってもまだ不通が続くようだったら、
こちらの案が決定稿になるかもしれない。