12.電停取材-駅東公園(栃木銀行宇都宮東支店前)と宇都宮東公園のEF57形7号機
終点の芳賀・高根沢工業団地で折り返し、
12:54発の上りHU307に乗り込み、
宇都宮駅東口から2つて前の駅東公園(栃木銀行宇都宮東支店前)に行く。
到着は13:36で、42分の乗車となった。
03 駅東公園(栃木銀行宇都宮東支店前)
栃木県道64号宇都宮向田線、
通称、鬼怒通りのセンターリザベーション上に、
千鳥配置の2面2線構造のホームを有している。
宇都宮市道1605号線との交差点上に、
独立した上下線が設置されている。
副電停名は近接する地方銀行の支店がネーミングライツを取得している。
宇都宮ライトレールは起点の宇都宮駅東口(ライトキューブ宇都宮前)から、
6番目の宇都宮大学陽東キャンパス(ベルモール前)までは、
栃木県道64号宇都宮向田線にセンターリザベーションで敷設されている。
この区間は駅周辺の市街地であり、専用軌道を敷設するスペースはない。
ここを過ぎると鬼怒通りから外れて専用軌道に入る。
電停取材してから北に約240m、
徒歩5分程度の距離にある宇都宮駅東公園に行く。
ここにはEF57形電気機関車7号機が静態保存されている。
これを取材したくて日がまだ高い内にここに来たのだ。
電気機関車EF57形7号機は設置されている、
宇都宮市教育委員会の案内板によると、
(前略)昭和17年に製造され、
第2次世界大戦中から戦後にかけて、
混乱・復興・発展の時代を走り続けた。
この間、東海道線で特急「つばめ」「はと」、
上越線で急行「佐渡」「越路」、
東北線で急行「津軽」「八甲田」などを引いて活躍し、
昭和53年に廃車になるまでの36年間に約346万キロを走行した。
これは地球を87周した距離にあたる。
昭和55年に日本国有鉄道から宇都宮市に永久貸与され、
同年8月より現在地に保存展示されている。
電気機関車EF57 7号機保存会により、
春と秋の年2回、一般公開が行われている。
EF57形電気機関車は1940年から1943年に掛けて、
15両が製造されたが、
1号機は製造時にはEF56形13号機として製造され、
後にEF57形1号機に改番された。
そのため外観はEF56形に酷似しているが、
主電動機がMT17形定格出力1,350kWから、
MT38形定格出力1,650kWに変更されたため、
新形式に改番されている。
EF57形7号機を十分に取材し、
宇都宮駅東公園をあとして駅東公園(栃木銀行宇都宮東支店前)に戻り、
宇都宮ライトレールの電停取材に戻る。