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愛用のキッチン用品、フライパンとピーラー

2011-07-06 22:13:51 | 趣味たち

これが、愛用のフライパンとピーラー。
馴れ初めは、20年も前、海外でちょっとばかり暮らしたときのことだ。
単身者用家具付アパートには、基本の鍋・フライパン・ナイフ・食器なども備えてある。
そこで、フライパンとピーラーに出会ったのだ。
どちらも、基本的な調理器具。
しかし、ちょっとの違いが感動とこだわりを生む。

まずは、フライパン。
直径18センチで、せり上がりが直線的で浅めのものだ。
テフロン加工が施されているが、やや劣化してきていた。
それでも、とても使いやすい。
一人分の目玉焼きや肉を焼くのに、ちょうどよい大きさ。
せり上がりが深いと、焼いているものを返すときに返しづらく、かといって、浅すぎても具合が悪い。
そのころあいが、憎いくらい決まっているのだ。
柄もしっかりと丈夫でぐらつきがないし、なんといっても握りやすい太さ。
どこをとっても満足いく出来だ。
気になるメーカーは、ティファール。
日本で一人暮らしをするときには、絶対にティファールのフライパンにしようと強く思った。

次は、ピーラー、皮引きのこと。
それまで知っていたのは、T字型のピーラーだけだった。
ジャガイモなどの丸いものの皮を剥くとき、ジャガイモを持つ手も一緒に剥いてしまいそうで、ピーラーを使うときはどことなく緊張していた。
それが、目からうろこのI字型のピーラーに出会ったのだ。
ナイフで皮を剥く要領で扱えるピーラーに、いたく感動した。
力の入れ加減、自由に動かせる操作性、とても合理的だった。
やはり、これも自分のキッチンに欠かせないアイテムと心に決めた。

さて、日本では。
フライパンは、ティファールがそこそこ浸透してきた頃で、地方のいわゆる高級百貨店で、造作もなく見つけられた。
ただ、せり上がりの直線的なのはなく、やや深めの垂直型だった。
おそらく、フライパンをふって食材を返すには適しているので、チャーハンなどの素材の細かいものを炒めるには垂直型が日本では好まれたのかもしれない。
ピーラーのI字型も、フライパンと同じ店で買うことが出来た。
ヘンケル製。
これは、たまたま運がよかっただけで、使い勝手の良さを母にも知ってもらおうしばらく後に探してみたが、見つけることが出来なかった。
結婚して数年後、たまたま近くの小売店のレジ脇に、I字型のピーラーを発見した。
今となっては、メーカーを覚えていないが、日本製だった。
いつ何時、この形のピーラーに出会えるかわからないので、3本買った。
今でも、キッチン用品コーナーに行くと必ずチェックするが、それ以来見かけたことがない。
日本では、T字型馴染んでいるのだろう。

ほかにも、お気に入りのキッチン道具はあるが、それは、また後にしよう。