午後3時ごろ、突然風が変わった。
強く吹きつける北風が、冷たい空気を運んできた。
様子を見に、外へ出る。
さっきまでの、重く蒸し暑い空気は何処へ。
植木のそばを通る。
すると、ねこが固まったように何かに身構えながら、じっとして動かないでいた。
その目は、真ん丸く見開かれ、集中して周りを探っているようだ。
目が合った。
「どうしたの、ねこ」
ねこは驚いたが、すぐさま安堵の表情を浮かべて、「にゃあー」と長鳴きした。
どうやら、急激な気温の変化に不安を感じたみたいだった。
「だいじょうぶ、なんでもないよ。すずしくなって、よかったでしょう?」
話しかけながら、撫でる。
足にすりより、気持ちが落ち着いたみたいだ。
そして、お決まりのカリカリえさを食べ、もういつものねこになる。
程なくして、いつものお気に入りの場所で、甘い昼寝を貪っていた。
強く吹きつける北風が、冷たい空気を運んできた。
様子を見に、外へ出る。
さっきまでの、重く蒸し暑い空気は何処へ。
植木のそばを通る。
すると、ねこが固まったように何かに身構えながら、じっとして動かないでいた。
その目は、真ん丸く見開かれ、集中して周りを探っているようだ。
目が合った。
「どうしたの、ねこ」
ねこは驚いたが、すぐさま安堵の表情を浮かべて、「にゃあー」と長鳴きした。
どうやら、急激な気温の変化に不安を感じたみたいだった。
「だいじょうぶ、なんでもないよ。すずしくなって、よかったでしょう?」
話しかけながら、撫でる。
足にすりより、気持ちが落ち着いたみたいだ。
そして、お決まりのカリカリえさを食べ、もういつものねこになる。
程なくして、いつものお気に入りの場所で、甘い昼寝を貪っていた。