rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

初掘りのレンコン

2014-08-26 22:45:06 | 食べ物たち
続けて初掘りのレンコンをいただいた。
まだ若さの残る、透き通る白さのきれいなレンコンだ。
早速新鮮なうちにと、最初にいただいたレンコンできんぴらを作り、次にいただいたレンコンは混ぜご飯の具へと変身した。
新もののレンコンならでは、シャキシャキとした歯ごたえがあっておいしい。
あとは、酢蓮にしようか、それともサラダかてんぷらか、贅沢にレンコン三昧。

おととい、蓮田のそばを通ったら、傘のように大きな緑の葉を茂らせ、その間から白く大きな花が優雅に立ち上がり、または花の散ったあとのまだ青さの残る蓮の実が揺れているのを見た。
その下には、泥の中に透き通る白さを持つレンコンが潜んでいる。
蓮は、その姿成り立ちで、古来より人の関心を惹いてきた。
そう思うと、何か時を越えた人の感性の変わらなさに、うれしいような気もし、また複雑な気持ちで軽いめまいを覚えたのであった。

タヒチ、青と緑の楽園

2014-08-26 00:43:21 | 街たち
「にじいろジーン 地球まるごと見聞録」フランス領ポリネシアのタヒチは、118の島々からなる。
首都パペーテがあるタヒチ島では、7月に2週間かけて行われるタヒチ最大の祭りがある。
バナナを担いで走る”フルーツ担ぎ競走”やタヒチアンダンスなど、大盛り上がりするそうだ。
タヒチ島のグルメで”ル・ココス”は、フランス料理の店で、フォアグラのポアレ、牛のステーキなど。
港近くの広場に屋台が出て、シーラという魚ので作るマヒマヒバーガーは白ワインベースのクリームソースで食べる。
ポワソンクリュは、生マグロの切り身に野菜にココナッツミルクとレモンをかけて食べる、タヒチ伝統の料理。


タヒチ島からフェリーで30分のモーレア島は、白砂と遠浅のビーチが美しい。
モーレア・ドルフィンセンターでは、穏やかな入り江を利用した場所でイルカと触れ合える。
モーレア・ファン・ロードスターは、バギーカーで島を巡り、採れたてフルーツの屋台で特産品のパイナップルを楽しんだり、ベルヴェデーレ展望台から望む山と緑のコントラストで心を洗うのもよい。
ナチュラル・ミスティックは、雑貨やアクセサリーの店。
フランス人女性が作るラメなどを使った手描きのパレオ、それで作るビーチドレスは人気だ。

タヒチ島の北西部にあるリーワード諸島の中に透明度の高い海で有名なボラボラ島もあり、ヨットクルージングをしながらシュノーケリングを楽しめる。
タハア島は、別名バニラアイランドと呼ばれ、バニラが特産品。
小さな島に200ものバニラ農園があり、深みがあり濃厚な最高級のバニラを生産する。
バニラビーンズは、屋外で2ヶ月乾燥させてから、15日間マッサージを1日2回繰り返して発酵を促進させると良質のものになるという手間のかかるものだ。
ラ・ヴァレ・ドゥ・ラ・ヴァニルでは、バニラエッセンスだけではなく、バニラを使ったコスメも扱っている。

南国の楽園タヒチ、青と緑そして白が織り成すこの美しくかけがえのない海と島々が、気候変動のあおりを受けて絶えないことを願う。



3年経っての震災の爪あと

2014-08-23 22:51:30 | 雑記または覚書
所用があって、先の東日本大震災で液状化の被害に見舞われた地区に行った。
3年たった今でも、道路はゆがみ陥没し、その復旧工事が今なお続けられている。
テレビなどでもたびたび取り上げられていたのでお分かりになる方も多いだろう、たしかにこの地域の被害はひどいものだった。
しかし、低地でしかも平らな土地柄、復旧工事に支障があるとは思えない。
液状化で下がった地盤を底上げしたり、水道管など埋設してあるインフラの補修など厄介なのはわかる。
震災被害はここだけではなくて、工事の予算に限りがあり、工事作業員の確保もままならないにしても、いささか遅行とは思わないか。
資材調達が容易なこの地でさえこの有様なのだから、東北の被災地では言わずもがな、彼の地で暮らしている方々の不自由さはいかばかりかと察する。
近年、日本における自然災害の苛烈さは増す一方で、この夏の豪雨により多くの被害地ができてしまった。
そこここと日常を取り戻すために、多くの人が必死だ。
これらの災害を教訓として、復旧する過程の中で、また都市計画において、免災や減災を念頭に置き、同じことを繰り返さない街づくりをお願いしたい。
まだ、3年前は続いているのだ。


猛暑が、一日また一日と

2014-08-21 22:16:58 | つぶやき&ぼやき
期待する天気予報で、猛暑が、一日また一日と延長されて精神的にも肉体的にも拷問を強いられているようだ。
おとといまでの予想では、この猛烈な暑さも昨日の水曜日までの辛抱だった。
ところが、水曜日の正午の天気予報では、翌日も猛暑日予想、そして今日に至っては明後日まで高温で、一息つけそうなのは来週までお預けとなってしまった。
昨日の時点で心はぼっきりと折られ、どう今週を乗り切ればよいのか困惑している。
何をヘタレなことをおっしゃるか!と、叱責されるのは重々承知。
命も家もあるのだからそのくらいのことで不満を持っては罰が当たるとも思っている。
けれど、やっぱり辛いのだ。
暑さで余分に体力を奪われて、ねこの傷も悪化している。
何かの結界に阻まれて、この地域には夕立もなく、夜も気温は下がらず風も吹かない。
今夜もエアコンを稼動させたまま、眠りにつくより仕方ないだろう。

今日の午前中にチェックしたニュースの記事で、「オゾン層を破壊する未知の放出源による四塩化炭素が大気中に放出されている」とNASAの発表によるものを見た。
1996年以降全廃とし、2007年から2012年加盟国にて放出ゼロとなっているらしいけれど、世界中に徹底できるはずもないと思うのでそれもいたし方のないこと。
温暖化の原因物質の二酸化炭素にしても、各国の思惑など絡み合って削減に努めなければならない国が批准していないということからみても、いうまでもない。
気温上昇に伴う異常気象、災害は、人間の経済活動が大きな原因であるわけで、尻拭いを今せっせとしているところなのだろう。
一端を微力ながら担いでいる自分は、不満を漏らしつつも耐えていくしかないのだと諦めがはいっている。

猫の世界も非情なり

2014-08-20 22:09:05 | ねこ
ねこの命が細々と、今にも消えそうになっている。
この猛暑に老体のねこは体力をがくんと落としていた。
おととい、夜中の散歩を楽しんでいたらしいねこだったが、我が家へ周回してくる三毛猫に襲われたらしく、後ろ足に激しく怪我を負った。
この三毛猫、かなり性悪らしく、我が家のねこをいつもいじめては、たびたび怪我を負わしている。
猫好きといえども、我が家のねこをいじめるやつは見過ごせない、三毛猫を見かけるたびに追い払っていた。
しかし、いつも守ってあげられるとは限らない。
今回は、弱り目に祟り目、暑さもあいまって怪我が化膿して衰弱し、食欲が失われている。
いま、三毛猫の襲ってこない母屋の廊下の隅に用意した寝床で、じっと回復に努めているところ。
それにしても、あの三毛猫、人の縄張りに入ってきてそこの主のねこをいじめるなんてけしからん。
15歳の老猫であるうちのねこをなんと思っているのだろうか。
弱ったもの、老いたもの、自分が生きるためには躊躇なく攻撃を仕掛けるのは、猫の世界も免れないのか。
ねこの名誉にかけて、我が家のねこはとてもやさしいねこだといえる。
どこからともなくやってくる他所の猫たちに、惜しげなく自分の餌を分けてあげ、自分の芝生に寝そべっていても追い払うことなどしなかった。
田舎において猫や犬は、特別に飼うことなくても絶えず家にいる動物で、おおくの猫に接してきた義母や家人が口をそろえて言うには、このねこは一番気立てよく賢いとのことだ。
こうしている間もねこは懸命に戦っている。
ねこに長生きして欲しい気持ちはもちろんあるけれど、ねこの行動の自由を束縛してまでの長生きには疑問を禁じえないのであった。
命のあるべき姿は、本来は過酷なものとも思うから。