「ザ・ノンフィクション」

週末の日曜日に何気なくテレビを付けていましたら、
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」という番組が流れました。
私が拝見したのは、「新・上京物語」の後編でした。

祖父母に育てられた１８歳の男の子が、
北海道の田舎から上京して、東京の老舗レストランに就職する物語です。
調理学校に通った経験もなく、全くの料理素人の１８歳を雇うというのは、
雇う側にとっては、ものすごい冒険です。
ある程度長く続いてくれて頑張ってくれれば良いけれど、簡単に辞めてしまったら、
雇った側にとっては無駄な時間とお給料になるだけなのです。
辞めた側にとっては「ひとつの経験になったかな。。。」となるかもしれませんが、、、。

一流の料理人になりたいと自信に溢れて上京して、「レストラン大宮」の支店に配属されますが、
初日から何も出来ずに、先輩のアドバイスや注意を受ける事となります。

新人さんに分かって欲しいのは、注意される側よりも注意をする側の方が、ものすごく大変だという事です。
言いたくないけれど、言わないと新人さんは分からないので、
先輩は、敢えて言って下さる＝敢えて注意して下さる訳ですね。
これは、教えられる側しか経験した事のない人には、
教える側の大変さなどさっぱり分かりません。
なので、教えられる側だけ経験するのではなく（転職を繰り返す人は、教える側に立てませんね）、
後輩を教える側・後輩が出来るスタッフになって活躍出来るまで教える事が出来た側までいかないと、
その大変さは分からないのだろうと思います。

さて、話は、その１８歳の男の子・一摩くんに戻ります。
彼は、初日で挫折して、大宮シェフに「仕事が楽しくないから辞めたい。」と言ってしまいます。
そのうち、欠勤が続き、しまいには「やっぱり辞める。先輩の注意がきつい。心が折れた。」などなど、、、
何でも人のせい、口から出るのは言い訳ばかりです。
そして、簡単に逃げ出していきます。

今の若い子に多い傾向だそうです。

結果、田舎の御祖父ちゃんを看取る事が出来て、御祖母ちゃんと仲良く暮らす日常を持てた事は、
一摩くんにとって良かった事なのだろうと思います。

この春から新社会人になられた皆様、現状から逃げる事は簡単です。
まず、自分はゼロからのスタートなのだと思って、謙虚に頑張る事が大切なのだと思います。
無駄なプライドも必要ありません。
目の前の事を一生懸命に頑張る、、、それが自分の将来に繋がっていくのだと信じて、
少なくとも３年は頑張って欲しいと願ってやみません。
古い人が仰いました「石の上にも三年」、、、そう思います。
ご自分の未来の為にも、世の中の為にも、頑張って欲しいと思います。

子宝メッセージ タイミング療法編

以前、別の病院で不妊の相談をした時に、そこの先生に、
「ここは出来る事が少ないから」と良い顔をされず、
勇気を出して行ったのに、とてもショックでした。
とくおかレディースクリニックを受診した際に、
徳岡先生、看護師の皆さんに診てもらい、お話をしたら、
とても優しくて前向きな気持ちにさせてくれました。
相談出来る先生と、看護師の皆様に会えた事が、気持ちを安心させて、
心に余裕を持てたのだと思います。
漢方薬を飲み、身体を冷やさないように心掛けた事、
切羽詰まって焦る気持ちから解放された事が、良い結果に繋がったのかな、と思いました。
夜遅く行っても、いつも笑顔で迎えて下さり、有難うございました！！

（いただいた原文、そのまま掲載しております）

励ましメッセージ、まことに有難うございました