つれづれ日記

心と目の記録

愛犬ジャーナルにピレニーズの記事を連載

2013-05-03 11:17:40 | Weblog

レオ君が表紙になったことで
愛犬ジャーナルの編集長からピレニーズの記事を連載するように依頼され
毎月3頁の記事の連載が始まりました。
犬種の歴史から始まりなスタンダード、飼育法などの他に
当時の日本のピレニーズの様々なお話を盛り込んで3年以上記事を書き
記事以外のドッグショーーの写真もグラビアとして依頼されました。

                                 

    アメリカで1949に発行されたメリークレインの著書
         全680頁の分厚い本です。                        40年後に1000部再販された著書

    1970年当時プロのピレニーズの犬舎は
    ハウスユキエ犬舎だけでした。
    1970年に我が家にロミを迎えた後にハウス・ユキエ犬舎は
    日本に初めてアメリカから、
    AM.CH マクタビッシ・ヂィ・モンタブルを輸入しました。(レオ君の父犬)
    オーナーのダンカン・ライト氏が連れてきて下さり帝国ホテルにお泊めし、
    丁重におもてなしをされたそうです。この青い本をハウスユキエは頂いたのです。
    日本に1冊しかないこの本をお借りして、コピーの本を作りました。
    1970年頃にはコピーの器械は普通にはなく、東京浜松町の貿易センターにある会社でコピーを頼みました。
    最新の機械なのに写真は全くコピーされず白く空いていて記事だけでした。
    680頁は2冊に仕上がり2万円以上かかりましたが、ピレニーズの資料として宝の詰まった本です。
    ジャーナルの記事を書くのに心強い資料ですから。
 
    この本はハウスユキエ犬舎のご主人が亡くなられたあと、
    譲って頂き今も大事に保管しています。
    この出版社は火事で焼け、後にこの本は入手出来なくなったそうです。
   1983年にポール・ストラング氏が来日された時
   私宅の本棚にあるのをみて、本当に驚かれ、アメリカでも稀少な本で手に入らないと言われました。
   40年ぶりにある出版社が再販したので又求めました。