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日展 1984年 「休日」 岡江 伸
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今年は11月3日から日展が開催されています。
1907年より文展を基礎として日本の美術界をリードしてきた日展は
110年の歴史を刻んできました。
1945年の終戦の年は開催されませんでしたが
1946年の春から開かれ秋には戦後2回目の日展が開かれ
女学校5年の秋に美術班の先生と20余名で見に行きました。
沢山の洋画日本画を見てとても疲れたので、絵について感想は
当時の日記に書いてありません。
美術工芸品の素晴らしさに心打たれたと書いてあります。
帰りに西郷さんの銅像の近くに,戦災で家を失くした
浮浪者20人位いて、ボロをまとい、赤ん坊を抱いた女性の姿に胸を痛め
政府の無力さに怒りを覚えたことが書かれていました。
現在想像もつかない光景の見られる時代でした。
1984年に日展にピレニーズの描かれた絵があったと聞いて
飛んで見に行きました。
2010年のブログに[日展で見たピレニーズの絵」と題して詳しく記事を載せましたが
、写真を再度載せました。
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