つれづれ日記

心と目の記録

日展のこと

2017-11-05 10:46:22 | Weblog

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日展 1984年 「休日」 岡江 伸 
 
 


今年は11月3日から日展が開催されています。

1907年より文展を基礎として日本の美術界をリードしてきた日展は
110年の歴史を刻んできました。

1945年の終戦の年は開催されませんでしたが
1946年の春から開かれ秋には戦後2回目の日展が開かれ
女学校5年の秋に美術班の先生と20余名で見に行きました。

沢山の洋画日本画を見てとても疲れたので、絵について感想は
当時の日記に書いてありません。
美術工芸品の素晴らしさに心打たれたと書いてあります。


帰りに西郷さんの銅像の近くに,戦災で家を失くした
浮浪者20人位いて、ボロをまとい、赤ん坊を抱いた女性の姿に胸を痛め
政府の無力さに怒りを覚えたことが書かれていました。

現在想像もつかない光景の見られる時代でした。

1984年に日展にピレニーズの描かれた絵があったと聞いて
飛んで見に行きました。
2010年のブログに[日展で見たピレニーズの絵」と題して詳しく記事を載せましたが
、写真を再度載せました。

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