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大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

銀河太平記・150『児玉神社にて』

2023-03-11 12:11:03 | 小説4

・150

『児玉神社にて』越萌マイ 

 

 

 仮想モニターの前で腕を組んでいると、メイからメールが来た。

 ―― 事変拡大の兆し、事業展開に意見ありや? ――

 メイなりに気を使っているんだと、キーボードに手をかざして止めた。

 

 返事を打つには、まだ決心が固まっていない。

 越萌姉妹社の共同経営者としても、在野の立場で時局を監視する本来の任務からも、軽々に動くことはできない。

 西之島を護らなければならないのは言うまでもない。

 西之島のパルス鉱、特に近年発見されたパルスギは、人類に初めて恒星間旅行を可能にする新エネルギーだ。

 二百年前の『宇宙戦艦ヤマト』以来、人類の見果てぬ夢であったワープ航法が実現するだろう。兵器に組み込めば、核兵器以来の革命的兵器になる。もし、独占する者が現れたら、地球はおろか、まだ見極めても居ない銀河の半分を手にすることができるかもしれない。

 自治領とはいえ、これが日本の施政権下にある西之島で発見されたのは幸運だったと言っていい。

 他の国で発見されたら、世界征服の道具にされてしまう。無理くりに世界を征服した後は、きっと銀河宇宙に手を伸ばす。銀河宇宙には、地球と同等かそれ以上の力を持った惑星が必ず存在する。力で地球を支配した者は必ず、そういう銀河勢力との大戦争に突入する。銀河帝国主義……地球をガミラスやクリンゴンのようにしてはいけない。

 この西之島に漢明が手を伸ばした。

 策略をもって洛陽号を西之島のドッグに入渠させ、国家的記念艦と言っていい洛陽号を爆破し、それを西之島の策略であるとして、旅団規模の軍隊を送って事実上の戦争を仕掛けてきた。

 先般、岩田総理の通訳兼秘書として秘密首脳会談に赴いたが、岩田総理は丸め込まれてしまった。

 劉宏大統領の不拡大方針に子どものように載せられてしまった。

―― 西之島を取り巻く艦隊も、攻撃を仕掛けてきた旅団も暴発した地方軍で、漢明の国家的意思ではない ――

 漢明政府の言い訳を日本政府だけが信じて西之島に救援軍を差し向けていない。

 

 通訳、実質的秘書官として岩田総理を支え、合法的に解決の道を探ろうとしたが、そろそろ限界。

 官房長官の意を汲んだ総理から、強制的に休暇をとらされてしまった。

 

 ザザァァァァ……ザザァァァァ……

 岩にくだける波音も、この湘南では、どこか優しい。

 山荘を出て島を一周する遊歩道を歩く。

 江ノ島は俗な島だが、僅かに神聖さを残している。帝都からパルス車で三十分。本気を出せば十分少々で首相官邸に飛べる。

 足元に波音、頭上には江ノ島弁天への参詣道があって、観光客のさんざめきも心地い。江ノ島大橋の西に目を移せば湘南の砂浜。伝説の総理吉田茂が葉巻を加えて散歩したのはあのあたりだろうか。

 吉田は、海岸を散歩する時にもソフト帽に袴、足もとは下駄をひっかけても純白の足袋を脱ぐことは無かった。

「爺さん、赤坂の料亭に行くんじゃないんだから、せめて洋装にしな」

 秘書の白洲次郎に言われても、フンとソッポを向いて、その白洲も二回に一度は散歩に付き合って歩いたそうな。

「爺さん、講和の演説を英語でやるのか!?」

 白洲に言われて、急きょ巻紙に日本語で書いてスピーチした。それがとてもぶっといので『吉田のトイレットペーパー』として歴史に残った。

 タイプは違うが、そういう総理と秘書の関係で居たかった。

 しかし、この期に及んで秘書を遠ざけるようでは見込みがない。

 

 この脇道に入ると児玉神社。

 

 児玉源太郎は日露戦争における満州軍総参謀長。日露戦争における陸戦の実質的な指揮官と言っていい。

 第三軍の乃木が旅順を攻めあぐんでいた時、奉天から身一つで駆けつけ、一時乃木から指揮権を取り上げて旅順要塞を攻略。要塞が陥落すると、攻略の功は全て乃木と参謀長伊地知のものとして奉天に戻り本務の奉天包囲戦に専念した。

 海の東郷、陸の乃木と云われるが、陸戦の実質は児玉に帰せられる。

 その児玉が日露戦争後、籠って満州やシベリアの心配をしたのが江ノ島だ。

 兵児帯に下駄ばきの小男は陸軍大将には見えず、島では東京の小店の隠居程度に思われていたらしい。

 児玉の没後、児玉の功を惜しんで神社が建てられたが、乃木ほどの知名度が無く、昭和平成の時代には社殿の維持にも窮していたという。

 

 いつもの散歩コースなのだが、不覚にもボーっとしてしまう。事態の急展開に頭がついてこないのだ。

 

 メイは―― 事変拡大の兆し ――としか書いていなかったが、綸旨が出てしまったのだ。

 確かに、カンパニーの氷室社長は秋宮空子内親王の五世孫ではあるが、皇室の裔というには無理がある。

 女系である内親王の血筋では苦しい。まして空子内親王はアメリカに渡られ早くに皇籍を離脱され、そのお子からは米国籍をとっておられた。三十年も前なら話にならなかっただろう。

 しかし、本家本元の陛下が女性天皇であらせられる。

 皇嗣殿下の須磨宮妃殿下が薨去され、女系天皇への道筋は崖っぷちのところで留まっている。

 須磨宮妃殿下の姫皇子心子内親王殿下は、紆余曲折あって、今は火星の扶桑幕府に身を寄せておられ、皇嗣宣下は延び延びになっている。

 おそらくは、陛下も先延ばしにされておられる。

 そういう様々な事情が重なって、今回の氷室睦仁社長の大時代な『西之島救援要請』の綸旨になったのだ。

 氷室社長の発案ではない。氷室神社を建てたのも、シゲという老技師のアイデアだ。パルス鉱にだけ頼らずに観光による島の興隆を考えるなら、俗ではあるけど悪いアイデアではない。

 しかし、この綸旨を受けて西之島の救援に向かったら、皇統に乱れを作ってしまうことになりはしないか?

 しかし、しかし、このままでは西之島のパルス資源を漢明に持っていかれてしまうのではないか?

 総理は頼りにならず、陛下に伺う訳にもいかない。

 

 視線を感じる。

 

 子ども会の奉仕活動かなにかなのだろうか。狛犬の横に竹箒を持った少年と少女がうろんな目で見ているではないか(^_^;)。少女は――賽銭泥棒!?――と怪しんで携帯ハンベで動画を撮ろうとしている。

 そうか、髪はザンバラな上に、Tシャツにダメージジーンズ。それが、少し俯き加減に賽銭箱に目を落としているんだものな。

 ゴソゴソ

 慌てて財布を出して百円玉を取り出し、お賽銭を投入。

 チャリン……パンパン……

 きれいに二礼二拍手を決めて回れ右。

 視野の端、箒少女がニコッと笑った。見るとポケットに突っ込んだ携帯型ハンベのストラップは、我が社の新製品。

 よし、メイには、この事実だけを伝えてやろう。

 そう思いついて、午後には島を出る決心をした越萌マイであった。

 

 ☆彡この章の主な登場人物

  • 大石 一 (おおいし いち)    扶桑第三高校二年、一をダッシュと呼ばれることが多い
  • 穴山 彦 (あなやま ひこ)    扶桑第三高校二年、 扶桑政府若年寄穴山新右衛門の息子
  • 緒方 未来(おがた みく)     扶桑第三高校二年、 一の幼なじみ、祖父は扶桑政府の老中を務めていた
  • 平賀 照 (ひらが てる)     扶桑第三高校二年、 飛び級で高二になった十歳の天才少女
  • 加藤 恵              天狗党のメンバー  緒方未来に擬態して、もとに戻らない
  • 姉崎すみれ(あねざきすみれ)    扶桑第三高校の教師、四人の担任
  • 扶桑 道隆             扶桑幕府将軍
  • 本多 兵二(ほんだ へいじ)    将軍付小姓、彦と中学同窓
  • 胡蝶                小姓頭
  • 児玉元帥(児玉隆三)        地球に帰還してからは越萌マイ
  • 孫 悟兵(孫大人)         児玉元帥の友人         
  • 森ノ宮茂仁親王           心子内親王はシゲさんと呼ぶ
  • ヨイチ               児玉元帥の副官
  • マーク               ファルコンZ船長 他に乗員(コスモス・越萌メイ バルス ミナホ ポチ)
  • アルルカン             太陽系一の賞金首
  • 氷室(氷室 睦仁)         西ノ島  氷室カンパニー社長(部下=シゲ、ハナ、ニッパチ、お岩、及川軍平)
  • 村長(マヌエリト)         西ノ島 ナバホ村村長
  • 主席(周 温雷)          西ノ島 フートンの代表者
  • 及川 軍平             西之島市市長
  • 須磨宮心子内親王(ココちゃん)   今上陛下の妹宮の娘
  • 劉 宏               漢明国大統領 満漢戦争の英雄的指揮官
  • 王 春華              漢明国大統領付き通訳兼秘書

 ※ 事項

  • 扶桑政府     火星のアルカディア平原に作られた日本の植民地、独立後は扶桑政府、あるいは扶桑幕府と呼ばれる
  • カサギ      扶桑の辺境にあるアルルカンのアジトの一つ
  • グノーシス侵略  百年前に起こった正体不明の敵、グノーシスによる侵略
  • 扶桑通信     修学旅行期間後、ヒコが始めたブログ通信
  • 西ノ島      硫黄島近くの火山島 パルス鉱石の産地
  • パルス鉱     23世紀の主要エネルギー源(パルス パルスラ パルスガ パルスギ)
  • 氷室神社     シゲがカンパニーの南端に作った神社 御祭神=秋宮空子内親王

 

 

 

 

 

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宇宙戦艦三笠47[小惑星ピレウス・4]

2023-03-11 08:16:29 | 真夏ダイアリー

宇宙戦艦

47[小惑星ピレウス・4] 修一  

 

 

 ジャングルのいくらも離れていないところにテキサスは着陸していた。

 

「こんな近くで、どうして探知できなかったんだろう?」

 クレアが、半ば不服そうに腕を組む。

「三笠の倍の航路をとって、惑星直列になるのを待ってピレウスに来たんだ。三笠程じゃないけど、レイマ姫が時間をかけてステルスにしてくれたから」

「他のアメリカ艦隊は?」

 俺が艦長として聞くと、ジェーンは微妙に視線を外した。

「大規模な戦闘になることが避けられないので戦略的に撤退。で、テキサスだけが大回りしてピレウスに着陸したんだ、三笠と連携して作戦行動をとるためにね。日本とは集団的自衛権を互いに認め合っているから、合理的な判断だよ」

「……アメリカ人が自信満々で言う時は、どこかに嘘か無理があるんだよな。要はアメリカが全面撤退した中で、ジェーンはオレたちとの義理のために単独行動しているってことじゃないのか?」

「違う! 義理じゃなくて友情。友情的作戦、作戦計画も正式なものだし(`Δ´)!」

 アメリカにとっては正式かもしれないが、日本代表たる三笠には何も知らされていない。しかし、ジェーンの友情には変わりのないことだろうと、それ以上触れるのはよした。なによりも、寒冷化防止装置を独り占めにしないで三笠を待っていてくれたのだからな。

「一つ分かんないことがあるんだけど(^_^;)」

 樟葉が儀礼的な微笑みのまま指をたてた。

「ピレウスは、グリンヘルドとシュトルハーヘンと同じ恒星系にあるのに、どうしてグリンヘルドもシュトルハーヘンも、この星への移住を考えないのかなあ。地球に行く何百倍もお手軽なのに」

 ジェーンは沈黙し、レイマ姫は静かに息を吸ってから、こう言った。

「話するよりも、実物見でもらったほうがいびょん。こっちさぎでけ」

 テキサスを出ると、すぐ近くになんの変哲もない岩が苔むしていた。

「この岩が?」

「こごが入口だよ」


 一瞬目の前が白くなったかと思うと、目の前に長い廊下が現れた。


 歩くにしたがって、様々な大きさのクリスタルが廊下の両側に並んでいるのが分かった。

 クリスタルの中身は、すぐそばまで行かなければ見えない仕掛けになっていて、好奇心の強い天音が先頭を歩いていたが、見た順に美奈穂は悲鳴を上げ、他の面々も怖気をふるった。

「……これは人工生命の失敗作ですね」

 クレア一人が冷静に見抜いた。

「そう……ピレウス人の遺体がら採取すたDNA操作すて、いろいろ作ったんだげども、みんな魔物みだぐなってまって……納得すたっきゃ、あんます見ね方がいいよ」

「人間らしいものもあるけど……?」

 気丈な天音は、その先のクリスタルを指さした。

「それは、ピレウスの調査さ来だグリンヘルドどシュトルハーヘンのふとたぢだよ。ピレウスさ来るど、三日ど命がもだねじゃ」

「それで、あいつらはピレウスには手を出さないのか(-゛-;)!」

「ピレウス人の最終戦争で使わぃだのが、この結果よ。みんなDNAに異常きたすて死ぬが魔物になっですまうんだ」

 グリンヘルド、シュトルハーヘン、ピレウスの秘密に愕然とする三笠のクルーたちだった。

「あ……ということは!?」


 トシが声をあげた。

 同じ思いはみんなの心の中で湧きあがった……。

 

☆ 主な登場人物

 修一(東郷修一)    横須賀国際高校二年 艦長
 樟葉(秋野樟葉)    横須賀国際高校二年 航海長
 天音(山本天音)    横須賀国際高校二年 砲術長
 トシ(秋山昭利)    横須賀国際高校一年 機関長
 レイマ姫        暗黒星団の王女 主計長
 ミカさん(神さま)   戦艦三笠の船霊
 メイドさんたち     シロメ クロメ チャメ ミケメ
 テキサスジェーン    戦艦テキサスの船霊
 クレア         ボイジャーが擬人化したもの
 ウレシコワ       遼寧=ワリヤーグの船霊
 こうちゃん       ろんりねすの星霊

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RE・かの世界この世界:034『迫りくるシリンダー連結帯!』

2023-03-11 06:24:38 | 時かける少女

RE・

034『迫りくるシリンダー連結帯!』  

 

 

 ブリ…………大きくなった?

 
 顔を洗って、やっと気づいたケイト。

「やっと気づいたのか」

「うん……なんてのか……雰囲気はちっとも変わってないから、気づくのが遅れたみたい」

「いろいろあるのだ、この世界では。おまえだって……」

「あたし?」

「さっさと朝食をとれ、食べたら、早々に出立するぞ!」

 チーズを挟んだだけのライ麦パンを投げると、もう歩きはじめるブリ。

「ちょ、食べる時間くらいちょうだいよ!」

「これより先はクリーチャーどもの巣窟、寝坊助の朝食などにかまって……などおれぬ」

「ブリの言う通りだな、気配がする……」

 

 月の光の中、ツインテールを解いたり結ったり。その戒めのことやら主神オーディーンのこと、わたしとケイトの事情なども知っている様子のブリに聞いておきたいこともあった。

「急がねば、向こうの方から集まって来ておるぞ」

「ぐぬ」

「なにが?」

 

 グゴゴゴゴ……

 

 S字に曲がった道の向こう……向こうだけではない! 足元の草むらや地面の中からさえ禍々しい鳴動がし始めて、その震源は道の向こう……道の向こうで、なにか禍々しいものが凝り固まり、鳴動しているような圧を感じる!

「……走るか?」

「おお」

「いくぞ!」

 ブリと共にソードを抜き放ち、ケイトは矢をつがえ、攻撃姿勢のまま禍々しきものに向かって駆け出す。

 ウオーーー!!! トアー! ウリャアー!

 二三回続けて剣先に手応え、ザザザザザっと音がして人一人がやっと通れるくらいに圧の隙間ができる。

「閉じる前に突っ切れ!」

 トリャーーー!!

 わたしが先頭を切り、ブリもツインテールを鞭のように振り回し、ケイトは二人の頭越しに矢を射掛けて追随してくる。

 道の向こうで矢が命中する火花、ツインテールの先端にも盛大に火花が散っている。見えてはいないが、確実に寄せ来る化け物を打ち払っているようだ。

 セイ!

 跳躍と同時に四方を薙ぎ払う。合わせたわけではないのにブリもツインテールをヘリコプターのように旋回させて、化け物どもを打ち据えて、やっと敵の勢いをそいだ。

 ギュオーーン ギュオーン ギュオオーーーン

 金属的な鳴き声が引いていったかと思うと、つい今まで居たところを真ん中にシリンダーどもがひしめいている。

「まるで、油汚れの真ん中に洗剤を垂らしたようだ」

「言い得て妙だが、ケイトの奴が……」

「捕まったか?」

「そこ!」

 ブリが指差したところから数珠繋がりになったシリンダーの連結が数本伸びあがり、そのうちの四本に手足を絡み取られ、もがいているケイトが見えた。

「た、たすけてーー!」

「まずい、あれが伸びきったら手足を引きちぎられてしまうぞ!」

 シリンダーの連結帯は、ブーーンと音がしそうな勢いで外へ外へと広がり始めている。

「ち、千切れるよーーーーー!!」

「テル、右側の二本を!」

「わかった!」

 息の合った古参兵のように、二人は散開し、地を這うように接近すると連結帯の根元で跳躍して、ソードとツインテールで同時に連結帯を薙ぎ払った!

「掴まれ!」

 叫ぶと同時にケイトの襟首を掴み、根元を失った連結帯から引き剥がして数百メートルを一気に駆けた。

 途中、疾風のようにブリが追い越していく。

「結界を張る、中に入れ!」

 軽々と跳躍し、着地するまでのコンマ五秒ほど。その間にフィギュアスケートのトリプルアクセルのように旋回させるブリ、ぶん回したツインテールの直径にドーム型の結界が張られた。

「「セイ!」」

 結界の真ん中に着地! 同時にザワザワザワとシリンダーたちが押し寄せてきて、イナゴの大群のように結界の向こうに去った。

 やっと一息。

 気が付くと……ケイトはしっかりと朝食のライ麦パンを咀嚼しているところだった。

 

 

☆ ステータス

  •  HP:200 MP:100 属性:剣士(テルキ) 弓兵(ケイト)
  •  持ち物:ポーション・5 マップ:1 金の針:2 所持金:1000ギル
  •  装備:剣士の装備レベル1 弓兵の装備レベル1

☆ 主な登場人物

  •   テル(寺井光子)   二年生 今度の世界では小早川照姫
  •  ケイト(小山内健人) 今度の世界の小早川照姫の幼なじみ 異世界のペギーにケイトと変えられる
  •  ブリ         ブリュンヒルデ 無辺街道でいっしょになった主神オーディンの娘
  •  ペギー        峠の万屋
  •  二宮冴子       二年生、不幸な事故で光子に殺される
  •  中臣美空       三年生、セミロングの『かの世部』部長
  •  志村時美       三年生、ポニテの『かの世部』副部長 
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