大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

銀河太平記・149『まなびや通りで綸旨を知る』

2023-03-06 16:47:04 | 小説4

・149

『まなびや通りで綸旨を知る』越萌メイ 

 

 

 週に一度は街に出る。

 

 事業が拡大して世界を相手にするようになってからは東京にいることが多くなって、渋谷、新宿、原宿、池袋。

 大阪の恩智本社に居る時はミナミが多い、ミナミっていうのは心斎橋や道頓堀界隈、アメ村や阿倍野。ランダムに近鉄線の駅で降りて気ままに歩くこともある。

 息抜きでもあるし仕事でもある。

 越萌姉妹社(こすもしまいしゃ)は総合商社のように思われているけど、出発はアクセを中心としたファッション小物。今では売り上げの10%ほどでしかないけど、本業はこれだと思っている。

 まあ、越萌姉妹社そのものがカモフラージュなんだけど、カモフラージュであるからこそ手は抜かない。

 街に出る目的は、若い人たちの興味や流行りの今と将来の方向を観察するため。

 観察というのは肩ひじ張っていてはできない。観察という意識さえ眠らせておく。ゆったり歩いて、いろいろ目に飛び込んできたり聞こえてきたしたものが、時間をかけてろ過されてアイデアになる。

 そういうアイデアを足したり引いたり掛けたりして、商品や事業になっていく。

 昨春は恩智から玉串川沿いを歩いていて、ふと目に留まった市営球場が二百数十年前には近鉄バッファローズのホームグラウンドであることを知った。

 折からの春一番に傾いた案内板を真っ直ぐに立てて気が付いた。

「へえ、元々は『近鉄パールズ』って言ったんだ……」

 なにか乙女チックな名前で、わたし的には水牛よりも真珠の方が距離が近い。

 ベンチに腰掛けて、お散歩中のお年寄りや下校中の高校生たちを見ていると、閃いた。

 この近辺には今東光(こんとうこう)をして『嫁さんにするんやったらこの高校』と言わしめた女子高があった。今東光は瀬戸内寂聴の法名を付けた天台宗の高僧であり、河内を代表する作家でもあった。

 そうそう、書道家の榊莫山、小説家の武者走走九郎もこのあたりだ。

 バラバラに格納されていたアレコレがパールという単語が触媒になって一つのストーリーになった。

 そうして出来たストーリーが『パールズ』というお話を産み、去年はネット配信の連続ドラマになった。

 関連グッズの売り上げも順調で、久々に総事業の売り上げの10%を超えた。

「そういくつもネタは転がってませんよ」

 営業本部長の月城かけるには念を押されたので、今日は河内長瀬だ。

 この三百年間、各駅停車しか停まらない駅だけど、阿倍野やミナミよりも地に着いた賑わいがある。

 古くからの住宅地だし、昭和の始めには、ここから河内小坂にかけて日本有数の映画の撮影所があった。菜の花で有名な司馬遼太郎記念館も、北に一キロのところにある。

 改札を出ると、ここから東に600メートルあまり、近畿大学の正門に着くまでが『まなびや通り商店街』だ。

 その名の通り、近大の学生たちが支えてきたといってもいい商店街で、その賑わいの割にはアーケードが無い。

 二十三世紀の今日、物理的なアーケードが無くても、換気や雨避けなどは調節ができる。

 しかし、昭和の昔からの商店街は―― アーケードあってこその商店街 ――と古典的なアーケードを維持している。

 その中にあって―― うちは、元からアーケードが無かった! ――というコンセプトで三百年来の姿を維持している。この二重反転のプライドが、なんとも面白いし、成功した賑わいだ。

 原宿通りもアーケードの無い商店街だけど、道幅が狭く、アイスやクレープを食べながら歩くのは気が引ける。その点、ここは遠慮しなくてもいい。

 季節には早いんだけど、伝統の瓶入りラムネを買う。

 本来のマスターであるマーク船長が改良を重ねてくれたので、わたしは人間同様の飲み食いができる。

 原宿の倍以上ある道幅、当然空も広く、その青空を仰ぎ、ビー玉の位置を調整しながら飲むラムネは格別です。

 店先のベンチに腰掛け、たこ焼きや空揚げを食べる学生たちに交じり、そのさんざめきに―― リアル学生をやってみるのもいいなあ ――と思ったりする。

「リンジ?」

「え、リンジってなんや?」

 学生のさんざめきの中から、一つの会話が際立つ。

 お店の奥のレトロモニターからネットニュースが流れている。

『先ほどお知らせいたしました西之島カンパニー代表の氷室社長は、自らが秋宮空子内親王の五世孫の睦仁王であるとして、全世界の日本人に向け漢明軍追討の綸旨を発しました。綸旨というのは……』

 学生たちは、自分のハンベを出して直に情報を確認、ラムネを飲み終わった時には、店内のみならず、通りを行く学生や通行人も、千年ぶりに発せられた綸旨の内容に驚き、お互いの顔を見交わした。

 

 ☆彡この章の主な登場人物

  • 大石 一 (おおいし いち)    扶桑第三高校二年、一をダッシュと呼ばれることが多い
  • 穴山 彦 (あなやま ひこ)    扶桑第三高校二年、 扶桑政府若年寄穴山新右衛門の息子
  • 緒方 未来(おがた みく)     扶桑第三高校二年、 一の幼なじみ、祖父は扶桑政府の老中を務めていた
  • 平賀 照 (ひらが てる)     扶桑第三高校二年、 飛び級で高二になった十歳の天才少女
  • 加藤 恵              天狗党のメンバー  緒方未来に擬態して、もとに戻らない
  • 姉崎すみれ(あねざきすみれ)    扶桑第三高校の教師、四人の担任
  • 扶桑 道隆             扶桑幕府将軍
  • 本多 兵二(ほんだ へいじ)    将軍付小姓、彦と中学同窓
  • 胡蝶                小姓頭
  • 児玉元帥(児玉隆三)        地球に帰還してからは越萌マイ
  • 孫 悟兵(孫大人)         児玉元帥の友人         
  • 森ノ宮茂仁親王           心子内親王はシゲさんと呼ぶ
  • ヨイチ               児玉元帥の副官
  • マーク               ファルコンZ船長 他に乗員(コスモス・越萌メイ バルス ミナホ ポチ)
  • アルルカン             太陽系一の賞金首
  • 氷室(氷室 睦仁)         西ノ島  氷室カンパニー社長(部下=シゲ、ハナ、ニッパチ、お岩、及川軍平)
  • 村長(マヌエリト)         西ノ島 ナバホ村村長
  • 主席(周 温雷)          西ノ島 フートンの代表者
  • 及川 軍平             西之島市市長
  • 須磨宮心子内親王(ココちゃん)   今上陛下の妹宮の娘
  • 劉 宏               漢明国大統領 満漢戦争の英雄的指揮官
  • 王 春華              漢明国大統領付き通訳兼秘書

 ※ 事項

  • 扶桑政府     火星のアルカディア平原に作られた日本の植民地、独立後は扶桑政府、あるいは扶桑幕府と呼ばれる
  • カサギ      扶桑の辺境にあるアルルカンのアジトの一つ
  • グノーシス侵略  百年前に起こった正体不明の敵、グノーシスによる侵略
  • 扶桑通信     修学旅行期間後、ヒコが始めたブログ通信
  • 西ノ島      硫黄島近くの火山島 パルス鉱石の産地
  • パルス鉱     23世紀の主要エネルギー源(パルス パルスラ パルスガ パルスギ)
  • 氷室神社     シゲがカンパニーの南端に作った神社 御祭神=秋宮空子内親王

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇宙戦艦三笠43[宇宙戦艦グリンハーヘン・5]

2023-03-06 08:50:37 | 真夏ダイアリー

宇宙戦艦

43[宇宙戦艦グリンハーヘン・5] 修一  

 


「ミネアさん、無理するのはよそうよ」

 ミカさんの言葉に、ミネア司令は微かにたじろいだが、それはミカさんにしか分からなかった。

 俺たちは、ミネアがミカさんの挑発に一歩前に出たようにしか見えなかった。

「そうやって、なにかあると、いつも一歩前に出てしまうのよね」

「なに……!?」

 ミカさんは、ミネアの厳しい視線と言葉をサラリと躱して言葉を続けた。

「グリンハーヘンというのは悲しい名前ね。グリンヘルドにもなれずシュトルハーヘンにもなれない人たちのアイデンティティー。両方の母星から疎外された人たち。二つの母星は、地球侵略については共同戦線を張っているけど、内心では信じあっていない。だから、二つの母星の間に生まれたあなたたちは疎外され、軍の中でも、遊撃隊でしかいられないんでしょ?」

「わたしたちは選ばれた真のエリート部隊だ。だから、本隊が暗黒星雲の両脇を固めているのに、ドンピシャ三笠の真正面に出てくることができた」

「でも、だれも応援にこない」

「ステルスの三笠を見抜けたのは、このミネアだけだ!」

「でも、グリンハーヘンが停船して、動きがおかしいことは、グリンヘルドもシュトルハーヘンの艦隊も分かっている。だのに助けにもこないし、この船も応援要請をしない」

「三笠捕獲の栄誉は、このグリンハーヘンだけにある。味方と云えど邪魔はさせない」

「今の状況は逆でしょ。いくら遊撃部隊でも、こんな状況なら、なんらかの連絡や、作戦行動があって当たり前じゃないかしら?」

 その時、グリンハーヘンの艦体が身震いするように揺れた。

 ワ!? ウワ! ニャ!?

 双方のクルーが仲良く驚いた。

 ミネア一人、足を踏ん張りなおすだけで顔色も変えない。

「三笠を修理しているの。資材が足りないから、グリンハーヘンから少しいただいてるの。今のは、その衝撃」

 ミネアの表情が微かに動いた。

「大丈夫、この船がダメになるほどには頂かないから。じゃあ、三笠の仲間は解放させてもらうわね。艦長、そこのタラップを上がって。三笠の第二デッキに出るわ。順番は、わたしが最後。いいわね」

 ミネアは、最後まで視線を外さないミカさんに対抗して身動き一つしなかった。三笠に閉じ込められていたミネアの兵士たちは、逆に通路が開いてグリンハーヘンに戻ってきた。

 

 ミカさんの帰艦は少し遅れた。

 

「ちょっと遅すぎない?」

 天音が腰を上げる。

 三十分過ぎても、我らが船霊さまは戻ってこず、開きっぱなしの通路からは三笠を修理するオートメカの音がくぐもって聞こえるだけだ。

 ニャンケンポン ニャンケンポン アイコデニャ!

 ネコメイドたちがジャンケンを始めた。

「なにしてんだ、おまえら?」

「ミカさんの様子を見に行くニャ!」「順番を決めてるニャ!」「「ニャニャ!」」

「順番て、そんなの、だれか一人行けばいい話だろ」

「そうだ、同じ乗組員だろ、僕たちもジャンケンに入れてよ」

 トシの申し出なんか無視して勝負がついた。

 ニャンパラリン!!

 四人のネコメイドが揃ってジャンプすると、一匹の半透明の猫に変わったぞ!

「「「「ステルスネコにゃ! 頭と前脚と後ろ脚と尻尾を四人でやってるニャ!」」」」

 なるほど、その順番を決めてたってわけか(^_^;)

 ステルスネコが飛び込もうとしたら、その通路からミカさんが戻ってきた。

「「「「いまから行くところだったニャ!」」」」

「ごめんなさいね、帰ろうと思ったら、ラッタル上がらなきゃだめでしょ、ねえ東郷君」

「え、あ……(#^皿^#)」

「ミネア司令以下100人の目が見てるし、モジモジしてたら、ミネア司令が特急で、通路の高さを下げてくれて。その作業が終わるの待ってたから……アハハ」

 いつも、すっと現れてすっと消えてるじゃないか……思っていても言わない。

 
「追ってきませんね、グリンハーヘン」


「ミネアさんは分かっているのよ。地球侵略がいかに無謀なことかを……」

「だったら」

「ただね、地球の温暖化が常識で抗いがたいように、グリンヘルドもシュトルハーヘンでも地球侵略が侵しがたい目的になっている。でも、グリンハーヘンの力は弱いから……いろいろあるのよ」

 神さまがいろいろと言うんだ、それ以上の詮索はできない。

「しかし、どうして三笠にステルス機能が付いたんですかぁ。そんなもの無いはずなのに」

 クレアが不思議そうに聞いた。

「三笠もニャンパラリンなのかニャ?」

「アクアリンドのクリスタルのおかげよ」

「アクアリンドの?」

「アクアリンドがグリンヘルドにもシュトルハーヘンにも見つからないのは、暗黒星雲のためだけじゃない。このクリスタルが、外界から、あの星を隠す大きな力になっていたの。クリスタルも学習したと思う。隠れて引きこもっていることの危うさを……」

 そう言うと、ミカさんは微かに微笑んで神棚に戻って行った。

「あとは、オレたちでやれって目だったな……」

「ピレウスまで、8パーセク。二回のワープで到着。いいわね?」


 樟葉が決意を促すように宣言。

 それを受けて俺は小さく頷いた。

 三笠のクルーの結束は、いっそう強くなっていった。

 

☆ 主な登場人物

 修一(東郷修一)    横須賀国際高校二年 艦長
 樟葉(秋野樟葉)    横須賀国際高校二年 航海長
 天音(山本天音)    横須賀国際高校二年 砲術長
 トシ(秋山昭利)    横須賀国際高校一年 機関長
 レイマ姫        暗黒星団の王女 主計長
 ミカさん(神さま)   戦艦三笠の船霊
 メイドさんたち     シロメ クロメ チャメ ミケメ
 テキサスジェーン    戦艦テキサスの船霊
 クレア         ボイジャーが擬人化したもの
 ウレシコワ       遼寧=ワリヤーグの船霊
 こうちゃん       ろんりねすの星霊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RE・かの世界この世界:029『無辺街道のシリンダー』

2023-03-06 07:02:41 | 時かける少女

RE・

029『無辺街道のシリンダー』  

 

 

 ペギーの店を出てしばらく行くと、すっぽりと草原が落ち込んでいた。ここまでの『始まりの草原』を山の手だとしたら、そこから本格的な関東平野が広がっているような感じ。

 
 例えば、本郷あたりから東に進んで日暮里当たり。

 山の手の端っこから下町を眺めたようなところに出てきた。

 と言っても眼下に荒川区の下町の賑わいがあるわけではない。ザックリと台地から平地への境目に来たと言うことだ。

 歩いてきた道は、その境目を下って川のように北東に伸びている。

「無辺街道と言うらしいわね」

 コクン

 ウィンドに表示された名前を言うと、ケイトは頬を強張らせながら頷いた。

 女子化したことで気弱になったのか、気弱さの為に女子化したのか、最初の意気込みはどこへやらだ。

 まあ中二病の空元気なんて金魚すくいのポイ(金魚をすくう紙張りの網)みたいに脆いものなんだろうけどね。

 

 無辺街道はローマの古街道のように黄褐色の石が敷き詰められているようなんだけど、半ば以上が風化したり埋もれてしまって、所によっては数十メートル数百メートルにわたって途切れ途切れになっているのが分かる。

 途切れた先に道が続いていると分かるのは、山の手側の高いところから観ているからであって、うっかりしていたら見失う予感がする。

「まんいち見失ったら、お日様の昇る方向を目指したらいいみたい。憶えとくのよ」

 念を押すと、ケイトが子どものようにチュニックの裾を掴んできた。

 
 二度敷石が消えてチュニックの掴まれてる方の裾が五センチは伸びたころで異変が起こった。

 
「ウ、気持ちわる」

 ケイトが口を押えると同時に、ギュィーンと音がして目の前の風景が渦巻状に捻じれた。

 ほら、RPGとかでモンスターとかクリーチャーとかが出現するときのエフェクト!

 すると、目の前にお尻が現れた!

 お尻と言うのは印象で、くわしく描写すると、直径20センチほどのプニプニの球体で、球体の下の方が窪みになっていてお尻に似ているのだ。そのお尻がプヨプヨと空中に浮かんで威嚇してくる。

「や、やっつける!」

 口だけは勇ましいケイトは、チュニックの裾を掴んだまま後ろに回る。

「たぶんチュートリアルよ。ウィンド開いて弱点とか調べて」

「う、うん……だめ、ウィンドがテルと重なって見えない」

「離れりゃいいんでしょうが!」

「そ、そだね(^_^;)」

 やっと裾を離したので、わたしは横っ飛びに跳んでソードを抜いた。

「どう、なにか分かった!?」

 横目で見ると、ケイトはウィンドを開いたままガタガタと震えているばかり。

「チ、使えないわね(`Δ´)」

 仕方なく自分でウィンドを開く。

 

 シリンダー: 無属性クリーチャー HP100 フワフワ飛んで突進攻撃を仕掛けてくる……

 

 そこまで読んだところで、ソードを振りかぶって斬撃をくわえる!

「テーーー!」

 一瞬シリンダーは避けようとするが、プヨプヨの上下動が激しい割には鈍重で、わたしのソードは水ようかんを切ったほどの抵抗があっただけで、シュッと向こう側に抜けた。

 シリーーー!

 蛇を思わせる悲鳴を上げて、斜め上に赤い傷跡が付いた。

 シリンダーの上にはHPゲージが出ていて、それが一撃を加えただけで半分近く減ってしまった。

 
 楽勝だね。

 
 そう思ってジャンプすると空中二回転で奴の後ろにまわって第二撃を食らわせる。

 さすがに躱されたが、それでも切っ先がニ十センチほどに切り裂いて、やつのゲージは残り三割ほどになった。

「ケイト、そこからでいいから矢を射かけて!」

「わ、わかった(⇀‸↼‶)」

 ポロリ

 返事は良いが、つがえた矢は何度やっても構えた弓の先からポロリと落ちる。

 シリンダーがニヤリと笑ったような気がした。

 まずい!

 シリンダーとわたしの跳躍は同時だった。

 セイ!

 跳躍したばかりのシリンダーを両断した!

 シリー! 

 一声吠えたかと思うと、シリンダーは幾百のポリゴンに分裂して消えてしまった。

 「ど、どうよ、気合いだけでやっつけてやった!」

 ペチ!

「バカ、わたしが仕留めてなきゃ、あんたがやられてたわよ!」

  美少女の割には役立たずのケイトを一発張り倒し、無辺街道の旅を続ける駆け出し冒険者の二人だった。

 

☆ ステータス

  •  HP:200 MP:100 属性:剣士(テルキ) 弓兵(ケイト)
  •  持ち物:ポーション・5 マップ:1 金の針:2 所持金:1000ギル
  •  装備:剣士の装備レベル1 弓兵の装備レベル1

☆ 主な登場人物

  •  寺井光子  二年生 今度の世界では小早川照姫
  •  二宮冴子  二年生、不幸な事故で光子に殺される
  •  中臣美空  三年生、セミロングの『かの世部』部長
  •  志村時美  三年生、ポニテの『かの世部』副部長 
  •  小山内健人 今度の世界の小早川照姫の幼なじみ
  •  ペギー   峠の万屋  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする