大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

巡(めぐり)・型落ち魔法少女の通学日記・012『戻り橋が使えず志忠屋に行く』

2023-03-14 13:34:05 | 小説

(めぐり)・型落ち魔法少女の通学日記

012『戻り橋が使えず志忠屋に行く』   

 

 

 今日は無理だよ。

 

 新聞を取りに行って戻ってきたお祖母ちゃんがキッパリと言う。

「ええ、なんでぇ!?」

 今日は証明写真を受け取りに行く日だ。一日の入学式に間に合えばいいんだけど、それだとギリギリになる。

「川の柵を替えるんだって工事が始まっちゃった」

「ええ、そんな予告なかったよ」

 ご近所で公共工事がある時は回覧板とかで予告が出て、現場にも―― 〇日から工事やります ――的なお知らせが貼ってある。前触れもなくいきなりというのは勘弁してほしい。

「ほら、石見銀山と堺だったかで、川の柵が壊れて人が亡くなったり怪我したりってのがあったじゃない」

「あ、ああ……他に渡る手段ないの?」

「時空を渡る橋なんて、そうそう無いわよ」

「だろうねえ……」

 そこで予定を変更した。

 せっかくの春休み。それも中学を卒業して高校に入るまでの、なんの束縛も無い春休みだよ。

 外は花粉が多いということを除けば、とっても爽やかでホワホワした春の朝だよ。じっとしているわけにはいかない。

「志忠屋に行ってくる!」

「え、こないだ行ったとこでしょ」

「うん、食べときたいメニューがあるの!」

 

 ということで、お財布の中身を確かめて志忠屋を目指して外に出る。

 

 ギャギャーーーーーー

 工事のオジサンたちが、すごい音をさせながら鉄の柵を切っている。

 ちょうどMの標のあるあたりを十メートルほど。他にも標を中心として川上、川下方向に赤い布切れでしるしを入れて、その前を『立ち入り禁止』のテープを渡したカラーコーンが並んでいる。

 けっこうヤバかったんだ(^_^;)

 しかし、標の前後に集中しているのは時空の橋と関係があるんだろうか……まあ、魔法少女を目指してるわけじゃないからいいけどね。

 川に沿って百メートル上流の寿橋を渡る。

 川と同じ名前のこの橋は令和の宮之森に行く橋。ほら、最初の合格者説明会の帰り道に渡った橋。

 下流の方にも橋はあるんだけど、道がややこしくって、かえって遠回りになる。

 今は、令和の宮の森方面に行くから寿橋さ。

 

 昭和も令和も季節はいっしょだから、どっちもうららかな春。

 でも、活気があるのは昭和の方。

 万博が開催されたばかり、高度経済成長のど真ん中だからね。あちこちで工事してるし、車も今と違ってガソリンやディーゼルばっかで、発進やアイドリングの時は野生動物かってくらいに迫力だよ。

 放置自転車と犬のウンチを気にしなくていいのは令和にアドバンテージ。

 まだ向こうに行ったのは三回だから、悲劇に見舞われたことはないけど、遠目にオジサンが踏んづけて――クソ!――と口の形だけで分かる怨嗟の声を上げていたのには笑った。

 

 銀行の角を曲がって次のビルの一階が志忠屋。

 

 正午には15分あるから、ランチタイムだけど空いてる。

「また来ちゃいました!」

 自動ドアが完全に開き切る前に、カウンター奥のマスターに挨拶。ランチタイムに差し掛かって忙しいマスターは片手だけあげて挨拶。代わりにバイトのペコさんが「いらっしゃいませ(^▽^)」と、十五歳のわたしにも笑顔でお絞りとお水を持ってきてくれる。

「ビーフシチューとガーリックパスタお願いしま~す」

「昼から出かける予定はないの?」

 ペコさんが、オーダーを書きながら心配してくれる。

「はい。こないだ来た時、めちゃくちゃ美味しそうな匂いしてたから。今日は挑戦です」

「うん、じゃあ、ビーフシチューとガーリック一つづつです!」

「まいど!」

 志忠屋では『ペペロンチーノ』なんてイタ飯風には言わない。カルボナーラは玉子パスタだし、ナポリタンだってメニューにある。

「うちはヘルガーリック(地獄のニンニク)使てるから、めちゃくちゃ美味いけど、明日の朝までニオイ抜けへんからなあ、覚悟せえよ」

「ラジャー('◇')ゞ」

「で、やっぱり昭和の宮之森いくんか?」

「うん、制服も買ったし証明写真も撮ったしね」

「1970年か……まあ、いろいろあって面白い年やけどなあ」

「でも、亜世界だから、微妙に違ったりするんでしょ?」

「まあな……応(コタエ)さんは行ってへんねやろ?」

「あ、うん。わたし一人で間に合ってるし」

「やっぱ……」

「え?」

「まあ、せいだい勉強して、いっぱい遊んどいで」

「うん、そのつもり……あ、ペコさん、試験受けるんですか!?」

 カウンターの隅に参考書。

「アハハ、今年は受からないと、ちょっとヤバイ……」

 そう言って、指を一振りして参考書を消した。

「ああ、お腹空いたあ!」「死ぬぅ!」「ごはんんん!」

 OLさんが三人、盛大に空腹を訴えながら入ってきた。

「いらっしゃいませ!」

「ランチ!」「メシ大盛り!」「パスタ、堅めの多め!」

 窓際の四人掛けに座ったOLさんは、とたんにネコミミが出て尻尾が生えた。猫又さんたちだ。

「ちょ、人の女の子が!」「あ」「ヤバ!」

 シュ!

 耳と尻尾が引っ込む。

「あ、だいじょうぶですよ(^_^;)」

「この子も、いちおう魔法少女や」

「おお」

「あ、なんか似てるかも」

「応(こたえ)さんの孫や、粗相のないようになあ」

「「「し、失礼しました!」」」

「あ、いえいえ(^△^;)」

 それから、街中の妖やら魔法少女やらがやってきて、志忠屋は楽しくて美味しいランチタイムになった。

 おいしくシチューとガーリックパスタを頂いて、その日は真っ直ぐ家に帰った。

 

☆彡 主な登場人物

  • 時司 巡(ときつかさ めぐり)   高校一年生
  • 時司 応(こたえ)         巡の祖母 定年退職後の再任用も終わった魔法少女
  • 滝川                志忠屋のマスター
  • ペコさん              志忠屋のバイト
  • 宮田博子

 

 

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宇宙戦艦三笠50[そして再びの始まり]

2023-03-14 08:49:50 | 真夏ダイアリー

宇宙戦艦

50[そして再びの始まり] 修一  

 

 


「キャ!」「イテ!」

 ぶつかったことと二人で悲鳴を上げたことだけが確かな現実だった……あとは唐突に切り替わった夢のよう。


 さっきまでいたピレウスも、たった今ぶつかって二人そろって尻餅をついている横須賀国際高校の校門の前も夢かリアルかよく分からなかった。

 街の喧騒と例年になく早い木枯らしが頬をなぶっていく感覚で、少しずつ現実感が蘇ってきた。


「なんか、唐突な帰還……帰還ですよね……?」

「いつまでひっくり返ってんだ。みんな見てるぞ」

 天音に言われて、トシは意外な素早さで立ち上がった。

―― やっぱ、旅立ち前のトシとは変わってる。あの時は電柱の陰に隠れて、目が合うと逃げ出したもんな ――

 天音は、そう思ったが、もうひとつのことが気になった。

「修一と樟葉はやっぱり、ピレウスに残ったんだ……」

 取り出したスマホで、今が20××年11月29日であることと、スマホに二人が出ないことを確認した。

「天音先輩、三笠に行ってみましょう!」

「もう閉艦時間過ぎてるぞ」

「外側だけでも。オレたち20年以上、あの艦に乗っていたんすよ。行けばなにか分かる……感じられるかもしれない」

 二人は学校に置きっぱにしている自転車に乗って三笠を目指した。

 街への坂を下ると、木枯らしに雪がチラホラと混じってきた。

 まだ十一月だぞ……。

「……先輩、まだ開いてますよ」

「ほんとだ……でも人気(ひとけ)がないな」


 三笠は、いつも通り三笠公園の海側に喫水線から下をコンクリートで埋められた姿だったけど、舷灯が点いていて、なんだか、たった今帰港してきたという風情だった。

「先輩、雪がひどくなってきました」

「ちょ、洒落にならないなあ」

 雪は吹雪めいてきて、三笠の向こうの横須賀の街が鈍色に霞んできた。


 タラップを登って艦内へ急ぐ。


 明かりは点いているけど人影は無かった。

 ブリッジに上がる。

 雪はいっそう繁くなって、白い宇宙にいるような錯覚にとらわれる。

「宇宙が白いんですか?」

「ネガに焼いたら、こんな感じだろう」

「ああ、そう言えば、ワープした瞬間は、こんな感じですよね」

「ワープの予感か……」

「懐かしいけど、本当にオレたちピレウスに行ったんでしょうか……」

「行ったさ。だってトシ全然変わっちゃったじゃん。あの引きこもりが、あたしをここまで引っ張ってきた。行く前のトシは、電柱の陰からあたしたちを見て、見つかるとコソコソ逃げ出したんだぞ……それに、樟葉と修一がいないし……ピレウスに残ったんだ」

「……お蔭で、地球の寒冷化は止まるんですよね」

「どうだろ、木枯らしでさえ早いのに、この雪だぞ」

「吹雪よぉぉぉ止れっ!」

「何年前の変身ヒーローだ(〃△〃)」

「変身ヒーローじゃないっす『ふしぎな少年』ってマンガの主人公が時間を止める時のっす! ブンケンの資料にあるっす!」

「そうだな……もう部室は無いけど、またブンケンやるか」

「おっす!」

 やれやれと思う天音だったが、みるみる吹雪は止んで穏やかな雪景色になった。

「先輩……」

「ひょっとして……」

「チュートリアル的な?」

「なんのチュートリアルだ?」

「えと……新宇宙戦艦三笠的な、みたいな?」

「勘弁してくれ、いま帰ってきたとこだぞ(-o-;)」

「ホールに行ってみましょう!」

「ちょ……あ、そうか」

 ミカさんはピレウスに残った。だけど、それは、いわば分祀。別にお祀りしただけだ。ミカさんは船霊だ。艦がある限りは三笠に居るだろう。

 ホールに向かおうとして、タラップを降りた刹那、艦首の方に人影が見えた。

「あ……」

「どうした?」

「ああ……錨甲板に樟葉先輩と修一先輩! ネコメイドたちも!」

「シロメにゃ!」「クロメにゃ!」「チャメにゃ!」

「「「ニャニャニャニャ((´∀`))!」」」

「ああ、どうして!?」


 二人はベテランの乗組員のように、素早くタラップを降りると錨甲板に走った。


「どうして、あんたたち……!?」

「おまえらが、ピレウスを出てから二十五年がたった」

「でも、どうして……?」

「オレたちピレウスじゃ歳を取らないんだ。だから、あの時のままさ」

「ワケ分かんない、ピレウスはどうなったのよ?」

 修一が目配せして、樟葉が少し大人びた口調で言った。

「子供たちも、上は、もう24歳。あれからジェーンがテキサスで連れてきた子たちも合わせて18人。もうあの子たちだけで、ピレウスはやっていけるわ。で、銀婚式を機に、子供たちもレイマ姫も『地球に戻りなさい』って」

「見かけは18歳の高校生だけど、中身は43のオッサンとオバハン」

「でも、明日からは元の高校生やるからね!」

「地球の寒冷化防止がきちんと進むように、オレたちも居た方が……とも思ってな」

「理屈だか郷愁だか分からないんだけどね」

「ま、そのなんだ……やっぱ卒業ぐらいはしておかなくっちゃな。まだ二年生なんだし」

「そうか、そうだな。卒業は三人揃ってでなきゃな!」

「なんだ、天音、泣いてんのか?」

「ち、ちげーよ! 雪が目に入ったんだ!」

「「「鬼の目に雪ニャ!」」」

「うるさい!」

「あれ、ミケメはいないのか?」

 トシがネコメイドの欠員に気付くと、ネコメイドたちは東郷さんの銅像の方をうながした。

 銅像の傍で俺に似た青年がお供のミケメといっしょに手を振ったかと思うと、すぐに消えてしまった。

「次男だ。オレたちを、ここまで送ってきてくれた」


 そして、11月29日は何事もなく30日になった。


 なにもかももとのまま。

 でも、ただ一つ前の日と違ったことがあった。トシのクラスは41人だったが、42人になっていた。

 野中クレアという女の子が居て、なにくれとなく久々に登校してきたトシの面倒を見てくれた。半日不思議に思っていたトシだったが、午後には慣れてしまった。

 そうして、一週間後には誰も29日と30日の間に起こったことは言わなくなった。

 図書室の掲示板に貼ってあるニュースに、記念艦テキサスが久々にドッグ入りして二年間の修理に入ったことが出ていた。

 世界は、相変わらず温暖化が問題になっているが、21世紀半ばになっても温暖化がすすまず。想定外という日本語がスシと並んで国際的な言葉になった。むろん寒冷化も起こらなかった……。

 

 宇宙戦艦三笠(改訂版)……完

 

☆ 主な登場人物

 修一(東郷修一)    横須賀国際高校二年 艦長
 樟葉(秋野樟葉)    横須賀国際高校二年 航海長
 天音(山本天音)    横須賀国際高校二年 砲術長
 トシ(秋山昭利)    横須賀国際高校一年 機関長
 レイマ姫        暗黒星団の王女 主計長
 ミカさん(神さま)   戦艦三笠の船霊
 メイドさんたち     シロメ クロメ チャメ ミケメ
 テキサスジェーン    戦艦テキサスの船霊
 クレア         ボイジャーが擬人化したもの
 ウレシコワ       遼寧=ワリヤーグの船霊
 こうちゃん       ろんりねすの星霊

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RE・かの世界この世界:037『超重戦車ラーテ』

2023-03-14 05:57:24 | 時かける少女

RE・

037『超重戦車ラーテ』  

 

 

 それは巨大な戦車だった。

 
 重量1000トン、全長35m、全幅14m、高さ11m 小さな小学校の講堂ほどもある。それで名前は『ラーテ』で、ネズミという意味だから恐れ入る。

 上がったところはエンジンルームと操縦室の隔壁の間で、車外と車内の各所に移動するための空間になっている。最大50人の戦闘部隊を収容できる兵員室でもあるので、ブリーフィングもやるため、壁にラーテの三面図と諸元が貼ってあるのだ。

「昔は、おまえたちが曳く二頭立ての戦車だったのにな」

 ブリが触れると、三面図が、古代ローマにあったような二頭立ての戦車になった。

 赤いチュニックの上に甲冑を着た金髪のマッチョが乗っている。

 勇ましくはあるんだけど、どこかマンガだ。

 マッチョの振りかぶっている得物は巨大なンマー、戦車を曳いてているのが馬ではなくて二頭のヤギ。

 変な組み合わせで、勇ましいよりも微笑ましい。

 なぜか、タングリスとタングニョーストが俯いている。

「では、ムヘンブルグに向かいますので、席におつきになってシートベルトをお締め願います」

 三面図をもとに戻しながらコクピットを示すタングリス。タングニョーストが隔壁のハッチを開き、ブリはツカツカと入っていく。

 
 コクピットと言っても教室くらいの広さがあって、最前列の操縦席と副操縦席の後ろは何かの機器を挟んで左右に十席ずつのシートがある。

「多少揺れると思うが、辛抱してくれ」

 背中で言うとカチャリとシートベルトを締めるブリ。出会った時は四五歳の女の子に見えていたが、今は体格こそ小さいが、あっぱれ姫騎士の貫録だ。ツインテールは肩にやっと届くほどの長さに落ち着いている。ツインテールは状況に合わせて伸び縮みするようだ。

 
 ブィーーーーン

 
 ガスタービンが動き出すような頼もしい起動音がして履帯を軋ませながらラーテは動き出した。

「前方モニターを展開。モニターを見ていれば酔わないからな」

 タングリスが気を利かせてくれる。

 操縦席の前が、遊覧船のフロントガラスのように見晴らしが良くなった。

 
 ……それにしても揺れる。

 
「な、なんで、こんなに揺れるのーーーッ!」

 ケイトが目を回しながら悲鳴を上げる。

「フフ、揺れるのは自由になった証拠だ。牢獄は揺れぬからな」

 ブリが方頬で笑う。

「そ、それにしても……」

 プータレるケイトだったが、すぐに、他のものに気を取られ、揺れどころでは無くなった。

「ちょ、シリンダーが寄って来るんだけどー!」

 ボタ ボタボタボタ……

 単体や、結合体になったシリンダーが、フロントガラスに雨だれのように落ちてくる。たいていは一瞬覗き込むようにしてすぐに離れていくが、しつこい奴は、ウネウネとナメクジのように這いまわっていく。

「探っているのか?」

「いいえ、親しみを感じているのです。トール元帥は、ムヘンのような辺境でも人気があります」

「餌を撒いて散らしましょう」

 タングニョーストがパネルにタッチすると、なにやらゴマ粒のようなものがラーテの八方から撃ちだされた。

 近くに漂っているのを見ると、ゴムの小袋に充填されたアイスに似ていて、吸い口がチョロリと出ている。シリンダーは割れ目の所が口になっているようで、スポっと咥えると、チューチューと吸い出した。

「ウ……なんだか便秘の治療をしているような……」

「オー、そう言えばイチジク浣腸!?」

 アハハハハ(^O^)(≧▽≦)

 ケイトの即物的な想像力に、ラーテの操縦室は笑いに満ちる。

 やがて、大きな丘を越えたところで、前方にムヘンブルグ城塞都市が見えてきた。

 

☆ ステータス

  •  HP:200 MP:100 属性:剣士(テルキ) 弓兵(ケイト)
  •  持ち物:ポーション・5 マップ:1 金の針:2 所持金:1000ギル
  •  装備:剣士の装備レベル1 弓兵の装備レベル1

☆ 主な登場人物

  •   テル(寺井光子)        二年生 今度の世界では小早川照姫
  •  ケイト(小山内健人)      今度の世界の照姫の幼なじみ 異世界のペギーにケイトと変えられる
  •  ブリ              ブリュンヒルデ 無辺街道でいっしょになった主神オーディンの娘
  •  タングリス              トール元帥の副官 タングニョーストと共にブリの世話係
  •  タングニョ-スト        トール元帥の副官 タングリスと共にブリの世話係
  •  ペギー            峠の万屋
  •  二宮冴子           二年生、不幸な事故で光子に殺される
  •  中臣美空           三年生、セミロングの『かの世部』部長
  •  志村時美           三年生、ポニテの『かの世部』副部長 
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