大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

巡(めぐり)・型落ち魔法少女の通学日記・055『令和は暑いので昭和の文化祭に来るお祖母ちゃん』

2023-10-01 13:25:00 | 小説

(めぐり)・型落ち魔法少女の通学日記

055『令和は暑いので昭和の文化祭に来るお祖母ちゃん』   

 

 

 令和5年の宮之森は連日最高気温が30度を超えて、昨日なんか34度!

 

 暑い暑いとボヤいてるのはお祖母ちゃん。

 元魔法少女だから、少々暑かったり寒かったりはヘッチャラなんだけど、再任用も終わって医療費が3割負担から2割負担に変わるのと同時に暑いの寒いのって文句を言うようになった。

 マイナンバーカードの年齢は70歳だから、当然なんだけど、この年齢は嘘八百。

 魔法少女はエルフと同じくらいに長生きで歳を取らない。実年齢はわたしも知らない。

 でも、日常生活を送るためには、マイナンバーカードに相応しい生活を送らなきゃいけないので、まあ、ブッテるわけですよ。

 

「あ、そういや、今日は文化祭だったね?」

 

 朝ごはんの食器をかたしていると、後ろからお祖母ちゃん。

「うん、そうだよ」

「ちょっと見に行こうかなあ?」

「いいけどぉ、あんまり目立たないでよね」

「うんうん、だいじょうぶ。メグリは合唱コンクールだったよね」

「あ、うん。うちは10時から」

「そうか、じゃあ、時間を見ていくね」

「うん、目立つことはしないでね」

「分かってるわよ」

 大丈夫かなあと思いつつ、家を出る。

 まだ7時半だというのに微妙に暑い。28度くらいはいってるんだろうなあ。

 戻り橋を渡って昭和45年に踏み込むと、あきらかに3度くらいは気温が低い。

 お祖母ちゃんでなくても、こっちに来たくなるよね。

 

 合唱コンクールは朝の二番、一番はフォークソング同好会。

 同好会なんで、おいしい時間は取れないんだけど人気がある。生徒会も、そのへんの使い方は上手い。

 フォークソング同好会で人を入れて、そのまま合唱コンクールに持っていく。

 合唱コンクールだけじゃ、インパクト無くってお客さんが集まらないからね。

「わ、きれいな人が来てますぅ!」

 上手のソデで前のクラスが終わるのを待っていて、ロコが、こっそり幕の隙間から覗いて観客席の美人さんを発見。

 え、どれどれ!?

 こういう時って高揚してるから、日ごろは冷静な真知子やたみ子まで覗きだす。

―― ゲ、お祖母ちゃん!――

 こないだ来た時は母親ってコンセプトだったけど、今日は、この一月に成人式でしたって感じのオネエサン。

 ベルボトムのジーパンに黒髪のロン毛のオデコにはトンボ眼鏡のグラサンですよ。

 決めた、知らんぷりしてよ!

 

 黒ネコのタンゴ~タンゴ~ネコの目のょうに気まぐれよ♪ ニャ~~(^>ω<^)!

 

 早川さんの指導もバッチリ実を結んで、バラバラの中にも統一感があって、客席からは結構な反応をいただく(^_^;)。

「いやあ、メグちゃん、よかったよ~(^▽^)!」

 ゾロゾロ下手の退場口から出ると、若作りが目をへの字にしてピョンピョン跳ねている。

「え、メグッチのお姉さん!?」「メグリ姉!?」「ええ!」「キレイ!」「おお!」「キャー」「うわあ!」

 こいつ、ぜったい狙って、ここに立ってるよ(-_-;)!

「まあ、みなさん、とっても素敵でした。ニャンコの決めポーズも可愛かったぁ!」

 あ、どーも(;'∀') ありがとうございます(^◇^)

「メグリの姉です、不調法な妹ですけど、よろしくお願いしますねぇ(*ฅ́˘ฅ̀*)」

 もう「クソババア!」と罵るわけにもいかず、俯いてばかりのわたし。

「じゃ、メグちゃん、お姉ちゃん昼休にぃ学食で待ってるねえ(*ฅ́˘ฅ̀*)」

 グヌヌヌ……(-_-;)

 

「ねえねえねえ、お姉さん、名前なんていうの?」

 佳奈子に聞かれた時は、ほんとどうしようかと思った。

「……名前を言うと祟られる」

 いっしゅん「え?」って顔になるんだけど、みんなギャグだと思って笑ってくれたんで助かった。

 

 昼は、いやいやながら学食へ、みんなも付いて来て、お祖母ちゃんはみんなに文化祭特別ランチを奢ってやって、さらに人気者に。

「お昼の一番は4組の『ロミオとジュリエット』ですぅ!」

 ロコが余計なことを言って、ブリッコばばあは「あ、見たい見たい(^▽^)/」とノッテくる。

 

 その4組の幕開き前にお祖母ちゃんの様子がおかしくなった。

 

 芝居そのものは、ロミオがセミプロの滝沢君、ジュリエットが教師団最年少の花園先生なので、前評判も十分。

 幕が上がる前から、客席は満杯、校長先生やPTA会長まで見に来ていて、期待のざわめきに満ちていた。

 そんな中、お祖母ちゃんひとり、顔つきが厳しくなっていく。

「どうかした?」

「メグリ、ジュリエットは元々は栗原って女生徒がやることになっていたんだろ?」

「え、なんで……」

 知ってるんだ?

「思念が、ここまで響いてくる……」

「え、なに?」

「栗原さんのご両親がギャラリーにいる」

「え?」

 首を巡らせると、二階のギャラリーに中年のご夫婦。そして、女の人、お母さんの膝には額に入った栗原さんの写真が載っていた……。

 

 

☆彡 主な登場人物

  • 時司 巡(ときつかさ めぐり)   高校一年生
  • 時司 応(こたえ)         巡の祖母 定年退職後の再任用も終わった魔法少女
  • 滝川                志忠屋のマスター
  • ペコさん              志忠屋のバイト
  • 猫又たち              アイ(MS銀行) マイ(つくも屋) ミー(寿書房)
  • 宮田 博子(ロコ)         1年5組 クラスメート
  • 辻本 たみ子            1年5組 副委員長
  • 高峰 秀夫             1年5組 委員長
  • 吉本 佳奈子            1年5組 保健委員 バレー部
  • 横田 真知子            1年5組 リベラル系女子
  • 加藤 高明(10円男)       留年してる同級生
  • 藤田 勲              1年5組の担任
  • 先生たち              花園先生:4組担任 グラマー:妹尾 現国:杉野 若杉:生指部長 体育:伊藤 水泳:宇賀
  • 須之内直美             証明写真を撮ってもらった写真館のおねえさん。
  • その他の生徒たち          滝沢(4組) 栗原(4組)

 

 

 

 

 

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鳴かぬなら 信長転生記 145『信長版西遊記・羅刹女の岩山・3』

2023-10-01 09:39:08 | ノベル2

ら 信長転生記

145『信長版西遊・羅刹女の岩山・3信長 

 

 

 南無三、もはやこれまでか!

 

 森蘭丸が「光秀、謀反にございます!」と本能寺の寝室の外で叫んだ時の気持ちになった。

 俺は人を測るにも自分を測るにも冷静だ、蘭丸の注進への俺の応えは「是非に及ばず」だった。

 仕方のないことにはジタバタしない、そういうコンセプトだ。

 一瞬、転生した身でまた転生したらどうなるんだという疑問が湧いたが、それはその時。

 ただ、猪八戒に変身している市は少し哀れだ。

 腹の出っ張りが俺の倍以上ある。真っ先に壁の剣山が市の体を貫く。

 が……是非も無し。

「是非も無し言うなぁ!」

 語尾に「ブヒ」を付けるのも忘れて文句を言う。

 ベキ!

 せめてもの突っ張りにと挟んだ如意棒(レプリカだけどな)も折れてしまった!

「あ!?」

 沙悟浄の茶姫が天井を指さす。

 ウキキキキ!

 なんと1/12のフィギュアみたいな孫悟空が一クラス分ほど天井の穴から続々と飛び込んできては、牛魔王と羅刹女に襲い掛かる!

「い、痛い痛い! なんなのじゃ、この小猿どもはぁ!?」

「イテテ、これは、そのサルのミニチュアだ!」

「悟空、これは、悟空の三大技の一つ、金毛分身の術だッパ」

「え、そんな術使った覚えは?」

 あ!?

 思い出した、この岩室に突撃する時、猪八戒に圧されて岩の縁に頭をぶつけ、髪の毛が抜けたんだ!

 そいつらが、俺の危機を目の前にして自発的に変化して襲い掛かっているんだウキ!

「サルのように気が利くやつらだウキ!」

「サルサル言うなブヒ!」

「ようし、かくなる上は、もっと増援してやるウキ!」

「手伝ってやるッパ!」

「八戒もブヒ!」

「ウ、痛い痛い!」

 二人がかりで体のあちこちの毛を毟る。

 悲鳴をあげながらも、そいつらに術を掛け、瞬くうちに1/12悟空は数百匹に増えて二人の魔物を岩室の外へ叩きだした。

 一匹一匹の1/12悟空はしれた力だが、数百匹も集まると結構な力になる。

 あ、これって長篠の戦で、鉄砲三千丁集めて武田の騎馬軍団ぶちのめしたのに似ている。

「感心してないで、追撃ッパ!」

「「おお!」」

 俺たちも岩室の外に出て、さんざんに牛魔王と羅刹女をぶちのめす。

「ちょっと、牛魔王、さっさと牛の姿になって、やっつけておしまいよ!」

「牛に戻ってるヒマが、イテテ、ないぞ!」

「いまのうちだッパ!」

「ウキ!」

 1/12悟空の群がる中に飛び込んで、羅刹女の手から芭蕉扇を取り上げる。

「この、クソざる!」

「これでも喰らえウキキ!」

 空中で二回転して勢いをつけると、大きく体を撓らせて芭蕉扇を振りかぶる。

 ビュン! ビュンビュン!

 キャーーー!

 ンモーーー!

 最初の一振りで羅刹女が飛んで行き、次の一振りで牛魔王が吹っ飛んでいった!

 1/12悟空たちの大方は、二人の妖怪共々吹き飛ばされていったが、残ったものは元の毛に戻ってハラハラと地面に落ちて行った。

「よし、三蔵法師を救出するッパ!」

 

 妖術鍋も主人が居なくなると、火が停まっていて、無事に三蔵法師を取り戻した。

 

「坊主ども、なんの功力があるか知らんが、自分の身は自分で守れ、ウキ!」

 思わず怒鳴ったが、坊主どもはムニャムニャ手を合わせるだけで、それぞれ自分の目的地に行ってしまった。

 

 俺たちは、敦煌を目指した。

 

 

☆彡 主な登場人物

  • 織田 信長       本能寺の変で討ち取られて転生  ニイ(三国志での偽名)
  • 熱田 敦子(熱田大神) あっちゃん 信長担当の尾張の神さま
  • 織田 市        信長の妹  シイ(三国志での偽名)
  • 平手 美姫       信長のクラス担任
  • 武田 信玄       同級生
  • 上杉 謙信       同級生
  • 古田 織部       茶華道部の眼鏡っ子  越後屋(三国志での偽名)
  • 宮本 武蔵       孤高の剣聖
  • 二宮 忠八       市の友だち 紙飛行機の神さま
  • 雑賀 孫一       クラスメート
  • 松平 元康       クラスメート 後の徳川家康
  • リュドミラ       旧ソ連の女狙撃手 リュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリィチェンコ  劉度(三国志での偽名)
  • 今川 義元       学院生徒会長
  • 坂本 乙女       学園生徒会長
  • 曹茶姫         魏の女将軍 部下(備忘録 検品長) 曹操・曹素の妹
  • 諸葛茶孔明       漢の軍師兼丞相
  • 大橋紅茶妃       呉の孫策妃 コウちゃん
  • 孫権          呉王孫策の弟 大橋の義弟
  • 天照大神        御山の御祭神  弟に素戔嗚  部下に思金神(オモイカネノカミ) 一言主

 

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RE・トモコパラドクス・34『樹海戦争・1』

2023-10-01 07:05:54 | 小説7

RE・友子パラドクス

34『樹海戦争・1』 

 

 

 友子はクレーターの真ん中に花束を置いた。義体のまま自爆した栞(しおり)のために……。

 

 未来政府は、友子が反政府勢力ミームの手によって義体化されたことを知り、それに対抗するために、友子の娘である栞を義体化した。友子を倒すことができるのは、友子のDNAを引き継いだ栞が一番適任であろうと判断したのだ。

 

――すまんね、学校帰りに立ち寄ってもらって――

――帰して! 買い物して弟の夕飯作らなきゃならないんだから――

――その弟さんのためにも、帰すわけにはいかないんだ――

――どういうことよ?――

――世界を救うためには、キミの母である友子を抹殺しなければならない――

――え!?――

――いまの日本は某国と緊張の極みにあって、いつ戦争が起こるか分からない状態なんだ――

――それが、なんで、学校帰りに拉致られたり、お母さんの抹殺に繋がるのよ!――

――友子の娘は、必ず極東戦争を起こすからだ――

――え、なに言ってんのよ? わたしが戦争起こすって、なによ、それ?――

――起こすんだ、ニ三年先、少なくとも五年先には――

――あ、ありえない、戦争になんか興味ないし、防衛軍に就職するつもりなんて無いし――

――ところが、そうなるんだ――

――誓うわよ、そんなことあり得ないから、わたしは普通に生きるんだから、帰してよ! 帰しなさいよ!――

――悪いが、世界中のスーパーコンピューターが、そう結論づけている――

――わたし、そんなことしないわ――

――キミだとは限らないんだ、キミが戦争を起こすのならキミを押えておけばいいんだが、キミを押えても、お母さんは別に娘を生むことになって、その子が必ず戦争の種になる。友子の娘の誰かが、必ず戦争を起こす――

――なによ、わけわからないよ!――

――これを読み込んでくれたまえ――

――ちょ、そんなもの繋がないで――

――ただのフルダイブゲームのヘッドギアだよ。これなら、リアルの500倍の時間を確保できる。我々がサーチした未来予測を数分で理解してもらえる。キミもゲームでお馴染みだろ――

――なんで、ゲームやるわけ、ちょ、放して!――

――ゲームじゃない、コンピューターの未来予測を体験してもらうんだ。すぐに終わる――

――……あ、ちょ………………ちょ……え……あ……あ……あ……あ……あ、あ、あ、あ、あ……なんてこと――

――分かってもらえたかね、お母さんから受け継いだ遺伝子は特別な運命を呼び込んでしまうんだ。様々に手を尽くしてみたが変えようがない。お母さんを抹殺する以外に手は無いんだ。そして、それを成し遂げられるのは、友子の遺伝子を受け継いだキミにしかできないんだ。むろん義体化してスペックを上げなければならないんだがね――

――そんな……そんなこと……――

――因果なことだが、これは人智を超えて運命づけられたことなんだよ――

――戦争なんて関係ない! たとえ戦争になっても、わたしと弟が生きていければいい。なんで、わたしが戦争の責任取らなきゃいけないの!――

――それは、いま体験してくれた通りだ――

――お母さん殺したら、わたし、生まれてこないじゃん――

――すまない、ほんとうにすまない。しかし、これしかないんだ。戦争が起これば、最低でも2億人が命を失う。日本に限っても、最小で100万人、最大で1200万人の命が奪われるんだ。すぐる大東亜戦争では3000人の若者が特攻で命を失った。それでも日本は負けてしまったが、来たるべき世界大戦はキミが救うことができるんだ。キミしか救うことができないんだ――

――でも……え……待って、お母さん死んだら、弟も生まれてこなくなる、いやだ! そんなの絶対いやだ!――

――弟さんとキミは血の繋がりは無い――

――え、ええ!?――

――弟さんは、お母さんの親友の子だ。親友は生まれたばかりの男の赤ちゃんを残して亡くなってしまい、お母さんは「一人育てるのも二人育てるのも変わりない」と言って引き取ったんだ――

――そんな――

――そして、キミが拒否して戦争が起こってしまえば、99.98%の確率で弟さんは死ぬ。必ずしも戦死ではない、日本に居ても敵の攻撃で巻き添えを食って亡くなってしまう――

――そんなあ……――

――非情なものだねえ、歴史というものは、時どき生贄を求めるものなのかもしれない。お願いだ、日本を、世界を救うために、この願い聞き届けてくれたまえ……――

――…………………………――

 

 あれから、友子は紀香と二人で、いっそうの解析を進めた。

 解析すればするほど、栞には痛ましいマインドコントロールの痕が読み取れた。

 友子脅威論が、どうやら地球温暖化同様、コンピューターや学者が出したミスと分かってからは、そのまま三十年モスボール保存され、友子と同じ運命をたどった。

 ミスと分かっても、友子脅威論は公には否定されなかった。

 利権化し、義体や各種の兵器産業などは、それなしでは成り立たなくなってきた。つまり、友子を脅威とすることで食っている組織や人間が増えてきて、友子の脅威を否定できなくなってしまったのだ。

 そして、C国が、自国の内政安定のために、友子脅威論を声高に叫び続け、未来の日本政府は抗しきれず、栞のモスボールを解除し、先日の戦闘に至ったのである。

 栞は、最後に友子を道連れにするとき、やっと安堵し母の胸の中におさまることができた。その友子がコピー義体の一つであることも知らずに……。

 

 今日の友子は、オリジナルである。せめてオリジナルで、娘の栞を弔ってやりたかった。

 

「栞…………」

 

 そう口にして手を合わせたとき、前方から急速で鋭い空気の圧縮を感じ、友子は前方三百メートルの樹海にテレポート、同時に義体を三体合成し、クレーターの周囲に立たせた。

 空気の圧縮は、破動砲であったが、目標物を喪失したので、拡散し消滅した。

 そして、クレーターの上空五十メートルで静止していたのは、栞だった。

 

 カラーン……。

 

 使い捨ての携帯破動砲が、栞の手を離れ、クレーターの底で撥ねた。

「「「「栞、あなたの義体、分身ができたのね……」」」」

 千分の一秒のタイムラグで、四人の友子が呟いた。

「そう、お母さん以上にね」

 そういうと、栞は百の義体を合成し、四人の母を取り巻いた。


 けして、歴史に残ることのない樹海戦争が始まった……。

 

☆彡 主な登場人物

  • 鈴木 友子        30年前の事故で義体化された見かけは15歳の美少女
  • 鈴木 一郎        友子の弟で父親
  • 鈴木 春奈        一郎の妻
  • 鈴木  栞        未来からやってきて友子の命を狙う友子の娘
  • 白井 紀香        2年B組 演劇部部長 友子の宿敵
  • 大佛  聡        クラスの委員長
  • 王  梨香        クラスメート
  • 長峰 純子        クラスメート
  • 麻子           クラスメート
  • 妙子           クラスメート 演劇部
  • 水島 昭二        談話室の幽霊 水島結衣との二重人格 バニラエッセンズボーカル
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