タキさんの押しつけ映画評・103
『アメイジングスパイダーマン2: テルマエ・ロマエⅡ』
この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ
これは、悪友の映画評論家・滝川浩一が個人的に身内に流している映画評を転載したものです
行って来ましたよ、梅田TOHOプレッツ。
8:30でもそこそこ人がいましたが、別館でスパイダーマン見て本館に帰ると……なんじゃ こりゃぁ!!!!満員電車かい!!
スパイダーマン2
嫌な予感はいきなり来ました。いきなりスクリーンにデカデカ“SONY”の文字!続く“COLUMBIA”の社名の下に“SONY CO.”の文字……よっぽど自信がおありになったんでがしょうねぇ…(´ヘ`;)ハァ~~ 映画はマンガに先祖帰りしとりました。
本作で一番迫力が在ったのは“予告編”でありますわい……嗚呼(滂沱たる涙)有ったなぁ、「メン・イン・ブラックⅠ」 予告編見たら本編見る必要なし。この映画、コンベンションで30分の予告編を流したとか……その方がよっぽど面白かったんやなかろうか。予告を見る限り、スパイダーマンは複数の敵に囲まれて絶体絶命!「こぉら えらいこっちゃ!」と思うたに…本編ではちまちま1対1で盛り上がらん事夥しい。スパイダーマンの懊悩もグゥエンとの付き合いに関する事ばかり、スパイダーマンの活躍によって、さらに破壊が広がる件についてはほんの付け足し、編集長(出てこないが)は未だに「スパイダーマンは悪者だぁ」と言いつのっている。
ピーターの両親の最後が出てくる。忌まわの際にデータを送るが、その内容たるや……嗚呼(涙) これ、原作の通りなのかもしれませんが、スパイダーマンでは毎回彼の大事な人が誰か死ぬ。今回は○×△が亡くなった、なんともお可哀想に、ほんで たらたら悲しんでおる所にまたもや怪人出現で大フッカァ~ツ。目出度し目出度し(拍手) 毎度 大暴れいたしますが、今回もニューヨークから一歩も出ず……しゃあないですか、ビルが林立していないと糸を頼りにブッ飛んで行けませんもんね。 兎に角、期待外れもええとこでありました。
テルマエ・ロマエⅡ
典型的な二番煎じ(また涙) 前作よりも広がりは感じるし、群集モブシーンの撮り方も各段の進歩。とは言うモノの、ダラダラと前作の続きを作ったに過ぎない。まぁ、これで終わるでしょうが、その気になったら“日本全県温泉巡り”っつなもんでシリーズ化するかもね。
「フーテンの寅さん」か「トラック野郎」じゃあるまいし、まさかそりゃあなかろう……と、思いますが……今日の入り(満員)からすると、あながち、いやいやおまへんやろ。
前作には“比較文化”のメッセージが ちゃんと在りましたが、本作はただただ日本の温泉をコピーしまくるのみであります。それでも、観客を楽しませようっちゅう工夫は十全にこらされてますから、楽しめるのは確かです。
ただねぇ……二列位後ろに座ってたオバハン〓〓 映画の真ん中辺から、何を言うてるんやらハッキリとは判らんかったがウダウダと……ってん〓じゃっかましいんじゃ〓〓見ながら喋りたかったらテレビでオンエアされるの待っとけ!ちゅうんじゃい〓〓〓 二度と映画館に来るんやないわい〓〓 てな訳で、非情(コノジノキブン)にドッと疲れた半日でござりました。後、“相棒”も行かんとあかんのですが……大丈夫やろなぁ(汗)3日からのH・ジャックマン“プリズナー”も……頼んまっせ。
『アメイジングスパイダーマン2: テルマエ・ロマエⅡ』
この春(2016年4月)に逝ってしまった滝川浩一君を偲びつつ
これは、悪友の映画評論家・滝川浩一が個人的に身内に流している映画評を転載したものです
行って来ましたよ、梅田TOHOプレッツ。
8:30でもそこそこ人がいましたが、別館でスパイダーマン見て本館に帰ると……なんじゃ こりゃぁ!!!!満員電車かい!!
スパイダーマン2
嫌な予感はいきなり来ました。いきなりスクリーンにデカデカ“SONY”の文字!続く“COLUMBIA”の社名の下に“SONY CO.”の文字……よっぽど自信がおありになったんでがしょうねぇ…(´ヘ`;)ハァ~~ 映画はマンガに先祖帰りしとりました。
本作で一番迫力が在ったのは“予告編”でありますわい……嗚呼(滂沱たる涙)有ったなぁ、「メン・イン・ブラックⅠ」 予告編見たら本編見る必要なし。この映画、コンベンションで30分の予告編を流したとか……その方がよっぽど面白かったんやなかろうか。予告を見る限り、スパイダーマンは複数の敵に囲まれて絶体絶命!「こぉら えらいこっちゃ!」と思うたに…本編ではちまちま1対1で盛り上がらん事夥しい。スパイダーマンの懊悩もグゥエンとの付き合いに関する事ばかり、スパイダーマンの活躍によって、さらに破壊が広がる件についてはほんの付け足し、編集長(出てこないが)は未だに「スパイダーマンは悪者だぁ」と言いつのっている。
ピーターの両親の最後が出てくる。忌まわの際にデータを送るが、その内容たるや……嗚呼(涙) これ、原作の通りなのかもしれませんが、スパイダーマンでは毎回彼の大事な人が誰か死ぬ。今回は○×△が亡くなった、なんともお可哀想に、ほんで たらたら悲しんでおる所にまたもや怪人出現で大フッカァ~ツ。目出度し目出度し(拍手) 毎度 大暴れいたしますが、今回もニューヨークから一歩も出ず……しゃあないですか、ビルが林立していないと糸を頼りにブッ飛んで行けませんもんね。 兎に角、期待外れもええとこでありました。
テルマエ・ロマエⅡ
典型的な二番煎じ(また涙) 前作よりも広がりは感じるし、群集モブシーンの撮り方も各段の進歩。とは言うモノの、ダラダラと前作の続きを作ったに過ぎない。まぁ、これで終わるでしょうが、その気になったら“日本全県温泉巡り”っつなもんでシリーズ化するかもね。
「フーテンの寅さん」か「トラック野郎」じゃあるまいし、まさかそりゃあなかろう……と、思いますが……今日の入り(満員)からすると、あながち、いやいやおまへんやろ。
前作には“比較文化”のメッセージが ちゃんと在りましたが、本作はただただ日本の温泉をコピーしまくるのみであります。それでも、観客を楽しませようっちゅう工夫は十全にこらされてますから、楽しめるのは確かです。
ただねぇ……二列位後ろに座ってたオバハン〓〓 映画の真ん中辺から、何を言うてるんやらハッキリとは判らんかったがウダウダと……ってん〓じゃっかましいんじゃ〓〓見ながら喋りたかったらテレビでオンエアされるの待っとけ!ちゅうんじゃい〓〓〓 二度と映画館に来るんやないわい〓〓 てな訳で、非情(コノジノキブン)にドッと疲れた半日でござりました。後、“相棒”も行かんとあかんのですが……大丈夫やろなぁ(汗)3日からのH・ジャックマン“プリズナー”も……頼んまっせ。