勤務するホテルのヘルスクラブ(スポーツジム)休業も半月で終わるかと思っていたが
来月の7日まで延びてしまい私は前所属のハウスキーピングのまま。
仕事内容も減っていき社内は静まりかえっています。
休憩時に休業中のヘルスクラブに行くと残った先輩スタッフ達が
あの日以来お客様の来なくなった施設を毎日「掃除」している。
一か月が過ぎ
何を掃除しているのだろう
そんな疑問を抱えていた先日
出社するとハウス課長から
「インチャージ(当直責任者)をしてもらえないか」と
打診された。
ついに来たか。
かつては私もこなしていたが二年半前の話し
責任も仕事内容も今の仕事レベルとまるで違う
清掃業者に指示書を作成しゲストの入電対応、顧客の手配内容を探し
引き継ぎ帳を作成etc…
既に離れてしまった私にそんな簡単に出来る訳がない
しかし上司から命じられて「出来ません」などと言いたくない
懇願するような課長へ「分りました。やってみます」
と答えるしかなかった。
昨日はそのインチャージ業務の初日で同僚に教えてもらいながら
インチャージ席に座っていた。
「まさか再びこの席に座るとはな・・・」
かつて使っていた資料はサーバー整理で削除されており
ロッカーに残していた手書きの
当時のノートを読み返しながら過ぎていった。
そのノートやメモ帳がせめてもの救いだった。
あと数日で独り立ちの当直勤務
そしてこのインチャージ業務を覚えてもヘルスクラブが再開し
元に戻るまでの半月しか役に立たない。
そんな時に頭をよぎるのがヘルス会員の方から聞いた
『困難を嘆かざる事』との言葉。
何故かその時から頭に残っているその言葉を何度も反すうし
電話で話した安全体操さんの「信頼されているからこそです」
同じく私以外に唯一ヘルスクラブからコンシェルジュに出向している
Iさんの「任せられているんですよ」
その言葉を胸に
この困難を乗り切ろうと思っている。
ブログに書いてしまったこの泣き言を職場では口にせずに・・・