9月20日
大井川鉄道のビール列車に乗ってきました。
昼過ぎ迄の勤務が終わり東海道線の普通で3時間はちょっとキツかった。
初めて金谷駅で降りて新金谷駅までは「臨時」の電車で行く。
子供の頃に見た元東急の電車でした。
蒸気機関車の煙の匂いが残る夕暮れの駅には旧型客車が留置されており
それを眺めるだけで長旅の疲れもどこへやら。
大井川鐵道のビール列車はお座敷客車、展望車、旧型客車の三種類から選べるそうで
私達は当然「旧客」を選びました。
¥6000でビール飲み放題おつまみ付き+旧客料金¥500
おつまみはこちら
飲食物の持ち込みは自由です。
「岳南鉄道のビール列車と違い旧客だからテーブルが無いから食べづらく飲み辛いかな」
と懸念しておりましたが・・・
こんなテーブルがセットされており滑り止めマット付きで心配ご無用でした。
ビールはサッポロの生ビール。やっぱりサッポロビールが一番うまいと思うので嬉しかったりする。
さて、電気機関車の警笛が鳴り客車列車特有の引っ張られ感を感じビール列車は発車。
何故かこの日は空いておりスタッフさんから「空いているボックスもお使い下さい」と
言われて3人で2ボックスを使えた。
数年ぶりに大井川鉄道に乗ったのですが夕方から夜にかけては初めてだった。
白熱灯が灯る車内は映画で観たような旧客の雰囲気だった。
さまひさんが
『まるで博物館の中で宴会しているみたい』と評した。本当にそうですね。
今回はビールを「飲み放題なので必死に飲む!」という普段のアサマシい考えは
あまり無く
夜の旧客の乗り心地と麦酒を味わっていました。
列車は千頭へ着き再び折り返す準備をしている。
すっかり秋の気配を感じるプラットフォームに立ち客車を眺める。
それだけでも幸せを感じ久しぶりに人生の楽しさを噛みしめていた。
最近はそんな事を忘れていたな。
帰りは急いで静岡駅に向かい新幹線であっという間に帰ってきました。
また来年