ご近所のお孫さんが二人、珍しく虫取り網を手に走っています。
4歳と3歳とのこと。
「何をとるの?」
「トンボがいっぱいいるので、捕まえるんだよ・・」
大丈夫かな。
そばでお母さん笑ってる。
あんな網をもって走っている光景なんて、最近ではあまり見られませ
ん。
お天気も良いし、ほのぼのと とっても良い光景でした。
《蜻蛉釣り 今日は何処まで 行ったやら》何となく思いだしました。
加賀千代女の俳句です。
江戸時代中期の俳人で幼少の頃は体が弱く、12歳の頃父親が健
康を願って、「岸弥左衛門」と言う俳人の弟子にしたそうです。
それからは多くの俳句を詠んだようです。
あの児たちトンボ捕れたかな?
捕まえても逃がしてほしいなぁ・・・
そんな、諸々を思った一日・・・久し振りに、とっても良い日でした。