あなた
昨夜遅くなってから外へ出てみました。
お月さまが小さくなってたけど高い夜空にお星様いっぱい綺麗だった。
あなたの居るお星さんすぐわかったよ。
いくら話かけても、頷くだけのあなた・・・やっぱり、なまの声は聞こえてこない。
でも、あなたを見つける事できて!嬉しい本当によかった。
其方にだって色々のことがあるのでしょうね・・・
虫の音が聞こえなくなったけど・・・庭の花たちの囁きがきこえます。
「わたしの、隣にいたアカ松と、ウツギが切られてしまったのよ!明日はわたしも捨てられるかも?・・・」
「大丈夫よ、草花は捨てないから・・・ 」
戦々恐々!哀しいのね。わたしだって、出来る事なら切りたくない。 花たちの、切羽詰まった囁きがわたしの、
耳に痛い。 出来る事なら此の儘そっとしておきたい。
でも、やがて走って来る魔性の白!それに抗うこと・・・なんて私にはできない。
悲しいけど、此の儘の庭にしてはおけない。だから、廻りくる季節・・・楽しみましょう・・・ね。
それが、一番の方法なんだとおもいます。けっして逆らわない。
そうよね・・・あなた。心ならずも、しなくてはいけない事って・・・沢山あるよね。