あなた
お暑うございます。
夏、真っ盛りの葉月になりました。
去年の今頃は、点滴を付けたままのわたしでしたが、元気になりました。
子供の声と花火の音が聞こえてきます。
まだ明るいけど陽も翳り少し凌ぎやすくなったので、花火なのでしょう…ね。
孫と一緒の花火あの頃はあなたもいて一緒に遊んだ事想い出します。
わたしは線香花火が好き。
パチパチと輝き潔くポトンと終わってしまう…
その一瞬が堪らなく愛おしい。
あれから、随分と時が経ってしまいました。
今は花火で遊ぼうって言う人はいない。
他所の花火の音で、懐かしい頃の想い出に浸っているわたし…
思い出は良い事だけ都合よくでてきます…
随分と齢を重ねました。
もうこれからの新しいことはないみたい…
楽しかった思い出を、まさぐりながら想い出と一緒に一歩また一歩近づいて行くね…