『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

夢をみたようです…まだ、夢と現実の間を彷徨っています。

2014-08-25 12:40:42 | Weblog

 

                               

    あなた

 あなたが丹精していた黄色の”牡丹”再び巡り会えないかも?しれません。

 今日も黒く厚い雲が空を覆い…  はっきりしません。

 

 昨夜眠れぬままに夢をみたのか?考え事が夢に誘われたのか…

 歩いていました。

 ”ハイヒール”とまでは、言わないけど結構高さのある靴を履いて…

 スッスッ~と何事もなかったように…

 「ここはどこかなぁ」 細い一本道

 両脇は真っ暗な林…木々がザワザワとざわめき…隙あればと大きな翼を広げて…

 いちだんと大きなざわめきが…ハタハタと足元に絡み付く

 「アッこれは切ってしまった蔦の枝」…

 失くしたものへの哀惜の念に苛まれて…いたのでしょうか?

 やっぱりこころ痛い…

 そんな、林のざわめきにのみ込まれてしまいそう…

 でも、一生懸命歩いています。

 不思議と怖くない…何処へ行くのでしょうか?…

 

 眼が覚めました。

 朝刊がきたようです。

 ラジオのスイッチが入ってました。

 4時の時報。

 3時間くらい、眠ったようです。

 まだ、頭がハッキリせず、夢と現実の間を彷徨っています。