あなた
今日も随分と穏やかな日です。
風もなくとても、極月とか、季冬とかの呼び方が似合ってないような
そんな穏やかな師走の今日です。
裏の『糸ヒバ』は切られず、剪定だけでしたので「ヒョロッ」とした姿で立ってます。
こんな雪のない日がいつまで続くのでしょうね…
出来るならず~っと、こうあってほしい。
清少納言 冬の編
冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。
霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、
いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。
『現代語訳』
冬は、朝早い頃がよい。雪が降った時はいうまでもない。
霜がとても白いのも、またそうでなくても、とても寒い時に、火を急いで熾して、
炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。
昼になって、寒さがゆるくなってくる頃には、
火桶の火も、白い灰が多くなってしまい、よい感じがしない。
千年も昔です。炭火で暖をとっていたのでしょう寒かったろうに…。
『清少納言』は平安時代中期の歌人で、中宮定子に仕えていました。
中宮定子は聡明な方だったようです。
が、この時代は後ろ盾がいないと、追い出されてしまうといった。諸々の戦略で
中宮定子もその悲しい目にあいます。
憎むは「道長」です。
あなた
また長くなるのでやめます。
穏かな日でしたが、暮れ泥んできました。
またね…