2015-7-11-「露草」 朝早く咲きだし午後には萎んでしまう。可憐な花です。
あなた
どんよりとした日です。
暑さがひと段落、と言ったところでしょうか。
凌ぎやすい日です。
露草(つゆくさ)・藍花(あいばな)蛍草(ほたるぐさ)等とも
言うそうです。
花言葉=「懐かしい関係」・「敬われぬ愛」・等など。
名前の様に、朝露を受けて咲き午後には凋んでしまう。
「命」短い花です。
でも、咲くことに一生懸命。
与えられた短い時間を誇らしげに咲き午後にはヒッソリと
凋んでしまう。
わたしの周りの花は、みんなヒッソリとしています。
あなたも、わたしも、野草が好きだったから…
あなたが、居なくなった今、全て「怖い」。
一人の考え方は「歪」なのでしょうか…
「建前と本音」なんて、思いもしなかった!けど。
齢のせいにはしたくない、が、折角覚えた新しいことはドンドン忘れて
しまい、一生懸命思い出そうとしても、なかなか出て来ず、頭の中では
チョッピリ過っている様ですが…
情けないこの姿…我ながら厭になります。
『あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき あさぼらけかな』 藤原道信朝臣
『おもひわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみだなりけり』 道因法師
この時代を優雅に生きた人たち。
現実とは一緒に出来ない。
せめて、あなた、お茶一服如何?