『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

風がないので、庭の木の葉は揺らりともしないけど~緑が眩しい。

2015-07-24 15:08:52 | Weblog

                 
                        2015-7-23-どうしたのでしょう…白だけの「コスモス」

   あなた

 白だけのコスモスです。

 玄関に向かう人に必ず「お帰り」「いらっしゃい」って…

 優しく、にこやかに、迎えてのご挨拶…。

 色んな色がある中で、なぜか清楚な白だけの「かたまり」。

 花言葉=「乙女のまごころ、 愛情、たおやかさ」

 納得の花言葉です。

 今日はお陽さんも出て、暑い日になりました。

 

 洗濯物を外に干せないのが残念。

 あなたはいつも、二階まで運んでくれたけど~。

 わたしは、情けないかな持って上がる事できない。

 

 風がないので、庭の木の葉は揺らりともしない~

 でも、雨上がりの葉っぱは、眩しいくらい美しいみどり…

 

 何の不思議もなく、昨日から今日そして、明日へと繋がれていく、

 そんな当たり前の事のなかで、鬩ぎ合ってる諸々…が悲しい。 

 「命」は尊い本当に尊い。

 だけど、遣り切れないくらい、儚くもあります

 大事にしなくちゃ…ね。

 

 『声はして涙は見えぬ時鳥わが衣手のひつをからなむ』(古今149)
                   (詠み人知らず)

 「悲しげな声を聞いて涙を流した自分は、ほととぎすと同じ思い

 なのであるから、その涙をおまえの涙とせよと時鳥に呼びかけて

 いる。」 補記に書いてありました。…

 

 あなた

 今日も暑い日です。

 今のわたし…

 すごく寂しい…よ

 

 扇風機の風に誘われ風鈴が、思い出した様に「チリンチリン」って。

 申し訳なさそうに小さな音色を響かせて…可愛いです。