『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 爽やかな風が強く、「風鈴の音色」が生き生きとして可愛らしい…。

2016-08-07 11:01:32 | Weblog

  
                                   2016-8-6-  「ツバメオモト」

    あなた

 わたしの、いない間に花が咲き、「瑠璃色」に輝く実を付けましたが、あまり元気がなく

 例年より実の色が輝いていません。

 でも、よく実をつけてくれたと…うれしいです。

 花言葉=「 和解」「一致」「怠りない心」

 あなたが、大事に養っていたけど、わたしでは駄目な様です。

 今年は「白根葵」がだめになり、とうとう、咲くことなしの状態でした。

 花も人を選ぶようで、わたしの言うことはあまり、聞いてくれない。

 淋しいものです。

 

 暦の上では「立秋」

 風の音色にも、そこはかとなく「秋」を忍ばせる。     

 爽やかな風が強く、「風鈴の音色」が生き生きとして可愛らしい。

 風が「いのち」の風鈴。

 風との共存、僅か二月くらいの短い間だけ…の楽しみ…

 わたしは、優しい「風鈴」の音色が好きです。

 

 七夕祭りです。

 『天の川 浮津の波音 騒くなり 我が待つ君し 舟出すらしも』

  (訳しますと、 天の川の天に浮かぶ桟橋の波音が聞えてくるよ。

  私が待つあの方が舟を漕ぎ出したん だね、という様な歌だそうです)

 万葉集より 「山上憶良」が七夕の夜空を見上げ詠んだと言われる。

 今も昔も夢は変わりません。

 ”笹の葉サラサラ~~”って歌いながら短冊をつるしたものです…

 きょうは良い天気。

 牽牛と織姫さんは、逢うことができるね…

 わたしも、嬉しい…