2016-8-10-「カーネション」
あなた
母の日に頂いた「カーネション」。
友達が、地植えにしてくれました。
鉢とは違い仲間がたくさんいるので喜んでいる様に見えます。
今日も風は強い。
真夏の天気も残り少なく、吹く風も秋を忍ばせる。
風に逆らうことなく、庭の花々も風鈴も揺られるが如く花の枝は地につきそう。
風鈴は、喚く様にけたたましい…
『行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶ うたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
世の中にある人とすみかと、 またかくの如し。
玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人 の
すまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、
昔ありし家はまれなり。 ...』
この序文から始まる「鴨長明の方丈記」
繰り返し読んでも飽きがこない。
平安時代末期から、鎌倉時代初期にかけて、世の中が激しく乱れた時代の様です。
だから「平家物語」とも重なり、沁み々と心に残る。
お盆の入り。
「あなた、今夜は何が食べたい?」
お買い物に連れて行ってもらいます。