『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

お花が、ひとつ二つと消えていき…色なき風が、枯れた小さな葉っぱをコロコロ…って

2016-10-25 14:52:38 | Weblog

                       
                                       2016-10-25-「秋の庭」

   あなた

 お花が、ひとつ二つと消えていき

 寂しい秋の庭

 色なき風が、枯れた小さな葉っぱをコロコロ

 飛ばして…

 頬を撫でる色なき風も

 やっぱり、冷たく…

 風~が通り過ぎる。

 

 廻りくる「白帝」(秋の神様)

 心なし何処か

 泣いてるようにも…

 秋の神様も心に、沁みいる様な

 淋しさに、耐えきれないことも

 あるのよね…

 

 鈍~い陽の光が

 雲の切れ間から

 漏れて…

 うつろう秋に身を委ねて…

 今日も暮れていきます。