2015-7-20-「コスモス」ゆらゆらと可愛く咲いてます。
あなた
今日は随分と蒸し暑い。
雨も時どき降っている。
室内の湿度は８０％。
余りの蒸暑さに、雨の合間に外へでてみる。
吹くともなしに吹いている風、頬に心地よい。
「コスモス」は風もないのにユラユラって。
ラジオが大雨になると言っているけど、大雨にならないこと
祈っています。
わたしは、雨降りが嫌いではないけど被害が出るほど降るのは
やっぱり、辛い。
黒い雲が空を覆って、庭の木の葉が少し揺らめいて。
昨夜は眠れず。
アレコレ、人の心の移ろいを考えたら…急に眠気がとんでいき…
礑と気が付けば夜が白々と明けて…
わたしは全ての事に鈍間だし…「パァッパァッ」とついては行けない。
だから、ゆっくりと歩くので、余所見はしない。
所詮行く先は『具会一處』
そう思ったら、自分も厭なことは他人にもしない。
夫々行く道は違っても、行き着く處は同じ場所。
あなた
そうだよね…
2015-7-11-「ラベンダー」ピンクが可愛い
あなた
「ラベンダー」が今を盛りと咲いてます。
華やかではないけど、香りを放ちながら…ただヒッソリと。
花言葉＝「あなたを待っています」「優美」「期待 、幸せが来る」
「沈黙」等々。
この花の香りを嗅ぎながら傍にいると、倖せが来る様な…そんな気が
する…
心の隅っこでは！
何かを待ってて…
昨日とは打って変わって、お陽さんは隠れて…
秋を思わせる様な風。
幾許もなくして、７月も終わり。
お盆が過ぎると、はや秋。
こうして、幾日の日を重ねる事が出来るのでしょうか…
堪らない侘しさが胸を衝く…
久しぶりに友達が顔を見せてくれる。
何かを抱えながら…
みんな生きてる。
どんなに、足掻いても、どうすることも出来ないって～こと
あるもね…
流れに逆らわず…歩くしかないよね。
花畑で頭の中の考え事とは別に、手はチッチャナ草を毟っていた
そんなわたし、愛おしい。
「ポツリポツリ」と風に飛ばされながら、雨が落ちてきた。
「やっぱり雨になるのかな？」
何万遍呼んでも帰ってこない。
『ひと』。
堪らなく寂しい。
いくら待っても、逢える訳じゃない…
2015-7-11-「金枝梅」可愛く咲いてます。
あなた
今日は暑い日です。
「金枝梅」が可愛く咲いてます。
花言葉＝「友情」「不滅」「誠実」「永遠の愛」等々。
風も空気もピタリと止まった感じ。
身体が重い。
窓は全開。
庭の花は萎れてしまったように、俯いて。
真夏です。
少しでも空気が動いたら涼しくなると思い、扇風機を入れてみる。
今どきこんな扇風機を使っているのは、家だけでしょうね…
でもね、あなたこれで充分なの…
何時もなら窓を開けると自然の風が家中駆け回って…
風鈴の優しい音色を響かせてくれる…
最高の”倖せ”
そして一服のお茶が美味しい。
負け惜しみでなく、わたしには充分過ぎます。
あなたが、いた頃は随分我が儘言ったけど…
一人になって、判った事って…いっぱい…あります。
でも、あなたは、帰って来ない…。
思いが通じたのか扇風機に誘われたのか！
風が、吹くともなしに、ほんのすこし出て来ました。
風鈴がチリンチリンって…って、なったよ。
涼しげで可愛い音色。
まるで、わたしを慰めてくれるような…
2015-7-11-「ソバナ」淡い紫が可憐。
あなた
昨日午後から降り出した雨。
大降りではないけど、降るともなく降ってる雨…
夕方からは結構にふって…
今朝、雨は降ってはいないけど、お陽さんが出ず肌寒い。
裏の生垣の傍で可憐に咲いている「ソバナ」。
あなたが、好きだった高山植物です。
花言葉＝「清らかな愛」「慈しむ心」「優しさ」等々。
薄紫の可憐な花、「如何にもあなた好み！」って、思ったよ。
うす暗くボンヤリした日。
庭の木の葉チラッとも揺れない。
全く無風状態の様…
嵐の前の静けさ？
ひとりで座っていると、たまらなく淋しい…
楽しいこと思い出そうとしても…出てこない。
あなたが、其方へいって、随分日にちが経った筈なのに…
”だめだなぁ…”
2015-7-11-「露草」 朝早く咲きだし午後には萎んでしまう。可憐な花です。
あなた
どんよりとした日です。
暑さがひと段落、と言ったところでしょうか。
凌ぎやすい日です。
露草（つゆくさ）・藍花（あいばな）蛍草（ほたるぐさ）等とも
言うそうです。
花言葉＝「懐かしい関係」・「敬われぬ愛」・等など。
名前の様に、朝露を受けて咲き午後には凋んでしまう。
「命」短い花です。
でも、咲くことに一生懸命。
与えられた短い時間を誇らしげに咲き午後にはヒッソリと
凋んでしまう。
わたしの周りの花は、みんなヒッソリとしています。
あなたも、わたしも、野草が好きだったから…
あなたが、居なくなった今、全て「怖い」。
一人の考え方は「歪」なのでしょうか…
「建前と本音」なんて、思いもしなかった！けど。
齢のせいにはしたくない、が、折角覚えた新しいことはドンドン忘れて
しまい、一生懸命思い出そうとしても、なかなか出て来ず、頭の中では
チョッピリ過っている様ですが…
情けないこの姿…我ながら厭になります。
『あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき あさぼらけかな』 藤原道信朝臣
『おもひわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみだなりけり』 道因法師
この時代を優雅に生きた人たち。
現実とは一緒に出来ない。
せめて、あなた、お茶一服如何？
015-7-11-「夏菊」可愛いです、花の命は短くて…すぐ散ってしまいます。
あなた
今日は病院の予約日。
暑いけど行って来ました。
予約のお蔭で待ち時間も少し
身体に係る負担も少し
だから、疲れ果てることもなく
わたしは”いいなぁ”って思ったよ。
今日は、風がなくカンカン照りなので庭の花々は、ただ俯いて…
眠っているみたいにじ～っと…ただ、ひたすら耐えている。
チョッピリ可哀想と思うけど、世の中そんなに甘くない。
真夏の午後。
家の中で３６度。
窓は全開。
何かの拍子に、思い出した様に風鈴が 「チリンチリン」って…
風がないので風鈴も可愛い音色を出せない。
暑いせいか、道を通る人影もみえず…
暑い７月。
『思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ』
『ゆく河の流れを何にたとえてもたとえきれない水底（みなそこ
の石』 俵真智さんです。（サラダ記念日）より
今日のように暑い日は、爽やかな真智さんの和歌（うた）がいい…
あなた
暑気あたりに気を付けて…
2015-7-16- まだまだ健在～「源平カズラ」
あなた
もうひと月以上咲いている「源平カズラ」
これだけは自慢できます。
咲くまでに三年近い月日が、かかりましたが咲き出してからは、
随分長く咲いてます。
嬉しくて朝に晩に「可愛いよ」って、声かけして…。
名前の由来としてはやはり、
「源氏の白旗・平家の赤旗」からきてるようです。
花言葉＝チャンス到来・親友・とありました。
個人的心情としては平家贔屓です。
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。
ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、
ひとへに風の前の塵に同じ。』
「平家物語」の冒頭部分。
頂点に立った人「平清盛」。
この地位につくまでには、苦しいこともあったでしょうに…
いざ、その立場になったとき、全てが”自己本位”で「平家でなければ
人に在らず」の様な暴言を平気で「のたまい」思いやりの欠片もない
人になってしまった、結果でしょう…
悲しいね…
「源平カズラ」の可愛い姿に見惚れ…
ついに「平家物語」へと思いが飛んでしまって…
今日の天気は良いけれど風が秋を思わせる様に、冷たい…
あなた
またね。
2015-7-11-「優しく揺れてるフウロ草」可愛いね。
あなた
「フウロ草」可愛いでしょう…
暑いのにただヒッソリト咲いて心を癒してくれる。
此処を通る人たち、道すがらチョット佇み、わたしがいたら
「可愛いですね、何ていう花ですか？」って尋ねてきます。
どなたの眼にも優しく可愛く映るのでしょうね。
お花も喜んで”ユラッユラッ”って揺れてるよ…
今日は何時もより風が強く、花畑の木の葉が忙しげに揺れて…
妙に蒸し暑さを感じます。
また雨が来るのかな。
友達が「お茶がのみたい」って、嵐の様にやってきて、何も用意して
ないので、有り合せのお菓子で、急遽お盆点て！
よほど、のみたかったのでしょう、お変わりしてまで、のみました。
でも、きちんとあなたにご挨拶して。
風のごとく去っていきました。
若いっていいな！どんな事でも、許される。
あなた
今日もこうして夜の帳が下りてきます。
再び廻り来ない「今日」の日に「感謝です。」
2015-7-11-「ツバメオモト」です
あなた
「ツバメオモト」の実が瑠璃色に輝き始めました。
あなたが、とても大事にしていた「ツバメオモト」
わたしも、大事にしています。
きょうは涼しい風が風鈴の優しい音色を響かせて…。
庭の花木は優しい風を受け入れて…
靡いています。
ちょっと風が強すぎはしません？
レースカーテンの意味がなさそう…
風に逆らわず吹き上げられて。
あなた
まだお会いしてないでしょうけど、昨日訃報の知らせがありました。
幾つで良いと言う訳はないけど、今年「白寿」だそうです。
昨年お会いした時「一世紀」生きてねって、言ってきたのに…
枯れる様に、苦しまずに旅立ったのが「一番よかった」って。
泪交じりの声が悲しい。
わたしはこの身体…一人では行けないよ。
あなた、そちらで、くれぐれも謝って下さいね。
陽が翳ってきました。
風が一段と強く、風鈴がけたたましく喚く様に鳴り響いて…
あなた
何か一つ事があると…
傍にいてくれたら…ってどんなに思うことか。
あなたの写真の前でまたグチグチと、独り言。
2015-7-11-「ベンケイソウ」の種類のようです、柔らかな黄色が可愛いです。
あなた
今日は一変して曇り空。
時どき細かな雨が落ちてきます。
黄色で小さめの「ベンケイソウ」あの花の周りは、春の花がいっぱい
だったので今はヒッソリと消えてしまい…
淋しい庭でしたが、この花の黄色が鮮やかで、一入際立ち華やかな
庭になりました。
庭の淋しさは、自分を引き合いにして淋しくなります。
雨音もなく…
静かに、降っている雨ですが、飛び石がツヤツヤと光り
濡れている様で！やっぱり、雨の滴。
急な暑さだったので、身体がついて行けず、やっぱり寄る「年波」には
勝てません。
身体がカッタルク、いまいち、何もする気になれない。
当分何もせず”ゴロゴロ”します。
あなた
涼しい日になりました。
熱いお茶が美味しい。
こんな日に熱いお茶をいれ、な～んとなく、花畑を眺め何か話をし
ていたっけ…
急に思い出し、胸の奥のほうが「キュウンッ」って…
