川崎大師と言えば、葛餅が有名です。参道を歩いていると葛餅屋もそうですが、飴屋のカタカタと包丁を鳴らす音が響き渡っています。
そんな川崎大師の正門のすぐ目の前で、せんべい・おかきなどを売っている京都の寺子屋本舗のお店があります。この寺子屋本舗は、全国各地にお店があるので、皆さんご存知と思われます。このお店の前を通っていると、なにやら変わった物が売っていました。第一印象はやきとり?いや出店でよく見る牛の串焼き・・・?でもこの店はおせんべい屋なので、そんなわけはありません?しかしその物体はガラスケースに入り、お店の店員さんが手売りしていました。そうなると興味が沸くのは僕の性分、正門に向かう参拝客の波を外れ、そのガラスケースの前に立ちました。その串に刺さった物をよく見ると、タレによく漬かった色具合のおかきが、いくつも連なって刺してあります。
物珍しさも手伝って一本買い、その場で食べる事に・・・・おかきをこのように串に刺して食べるのは初めてで、やはり焼き鳥を食べる感覚です。そしておかきのイメージは、硬くカリッとし食感です。それが何故串に刺さっているのか不思議でした。そんな違和感を抱きながら、串の先端のおかきをかじって見ました。すると自分が今何を食べたのか、一瞬わからなくなりました?ストレートな表現をすると、グニュッとした餅のような・・???店の看板には「ぬれおかき」と書かれていますが、それにしてもこの食感は未知の物です。見た目と違いしょっぱくなく、むしろ甘めのタレが良くしみて、凄く美味しいぬれおかきです。
ここ寺子屋本舗のおかきには自然薯を使用していることで、あの何ともいえない食感が出るのでしょう。こだわりの製法と秘伝のタレで作られた新食感の、寺子屋本舗のせんべい・おかきを食べて見てください。
なにかが見つかる広告