千葉県に新京成電車という、京成津田沼から松戸までの路線があります。東京都心に向かう、常磐線・北総線・東葉高速線・総武線・京成線をクロスして走っているので、結構利便性のある電車です。この短い路線の中に、住宅地に囲まれた薬円台駅があります。
そんな薬円台駅の近くに、たい焼き屋さんが有りました。駅前の通りを西友方向に歩き、左の路地に入る角に、デリカフーズ・ハマモトさんというお店を見つけました。ここは焼き鳥・お好み焼きなどを売っているお店ですが、たい焼きを含め、たこ焼きや焼きそばも売っている、お祭の時の屋台が全部集まったようなお店です。ハマモトさんの5品の中で、唯一の甘い物であるたい焼き。さてどんなたい焼きなのでしょう?
夕刻まじか、会社帰りの方や学生さんが立ち寄っていました。僕もその光景にまじり、たい焼きを買いました。ハマモトのたい焼きは、しっかりと焼かれた、チョと小太り気味の形です。それを頭からかぶりつくと、昔ながらのふわふわのたい焼きで、ちょっと太めのお腹の中に、甘いあんこが詰まっていました。でもこのたい焼きの皮の味、以前に食べたことのあるやや甘い味です。と考えながら食べていると、隣に大判焼きがあったのを思い出しました。そうです、このたい焼き、大判焼きの味に似ているのです。あんこの甘さ加減といい、皮の食感といい、大判焼きっぽい?これは確ではありませんが、手間とコストを考えると、この方が効率的です。皮の生地が違うにしても、あんこは同じように感じました。
このふわふわの食感と、このあんこの相性がいい感じで、懐かしい美味しさです。
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