たい焼きを探しに、宮城県石巻にやって来ました。
JR 仙台駅からロボコン電車(偶然)に乗り、塩釜や松島を通り、各駅停車で1時間20分ほどで石巻に着きました。快速を使うともう少し早く到着しますが、なにせロボコンですからね~・・・。
JR 石巻駅を出ると、小さなバスのロータリーがあり、人通りは有りますが、やはり静かな町です。そこから左方向に進み、数百メートル行った所に、今回のたい焼き屋さんが有ります。「大成苑」の看板は出ていませんが、赤い たい焼き の文字がすぐに目に入りました。表に置かれたメニューには、あん・あげあん・チーズ・あげチーズの4種類書かれていました。お腹と相談した結果、今日はたい焼き2個食べようと思います。そこでどのような組み合わせにするか考える事に。あんとあげあんを選ぶと、チーズの存在が気になる。あんとチーズの組み合わせにすると、揚げたい焼きもはずしがたい。かといって、あげあんとあげチーズにした場合、胃袋が油っこくなるかも?そんなこんなで出した結論が、あげあんとチーズを買う事にしました。
お店の人の姿が見えなかったので、窓の所に置かれた呼び鈴をチリンと鳴らすと、奥からお店の方が登場。そしてあげあんとチーズを注文し、待つ事数分。あげあんたい焼きとチーズたい焼きを個別に紙袋に入れてくれました。目の前には、揚げ油が入った鍋が有りましたが、その時は既に揚げて用意してあったたい焼きを出してくれました。揚げたい焼きの場合、揚げたては凄く熱くて、すぐに食べられません。なので僕にはこの位の状態が丁度いいかも・・・。
JR 石巻駅のロータリーにあるベンチに座り、大成苑のたい焼きを食べてみました。まずはあげあんを取り出すと、既に紙袋に油が染みてました。たい焼きを袋から取り出すのも大変で、もう指先は油まみれ状態。五所川原の揚げたいもそうでしたが、何故表面に砂糖をまぶすのでしょうね。あんドーナツと同じと考えればいいのかな?あげあんのたい焼きの頭から食べると、表面がサクッとして中がふわりとした食感です。そして中のあんこが、これまたなめらかな甘さとでも言いましょうか、あんこに油で熱を加えると、何故にこんない美味しくなるのでしょうね?そしてもう一つのチーズを食べてみました。すると揚げていないこちらのたい焼きは、表面がふわりとして全体がやわらかい?そして若干ボソボソした感じがする皮の中に、四角いチーズがゴロっとひと塊入っていました!ある意味贅沢ですが、この皮のやわらかさと、このチーズの硬い食感がマッチしません?そこで思ったのが、このチーズたい焼きは、油で揚げることで美味しいたい焼きになるのかも。これはあくまでも推測です。ここ大成苑の普通のたい焼きは、揚げ専用に作られた物なのでしょうか?という事は、四角いゴロリとしたチーズが油の熱で溶けた状態を考えると、凄く美味しいイメージが浮かびます。今度は是非あげチーズを食べてみたいです。
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