おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

豊橋を走る路面電車

2009年12月14日 | 旅行

 愛知県の南東にある大きな街、豊橋市を歩いてみました。東海道新幹線が停まる街なので、人も多く街も活気があります。
  JR 豊橋駅を出ると、なんと路面電車が走っているではないですか!何故こんなに感激するのか?それは僕の身近に路面電車が存在しないからです。
 ちょっと時間があったので乗って見ることにしました。1回乗車するのに150円(大人)を前払いし、小さな電車に乗り込みました。豊橋鉄道が運営するこの路面電車は、豊鉄市内線と呼ばれています。
  バスより狭い車内の電車は、数人に乗客を乗せ、定刻どおりに発車しました。豊橋中心街の幅広い車道の真ん中を走り、地元老舗デパートの丸栄のアナウンスが流れ、ちょっとした豊橋市内観光です。豊橋公園前を過ぎた辺りから電車の後ろの窓から見ると、路面がうねりながらまっすぐゆるやかに登っています。二本の線路を引いたコンクリートの路面はひび割れ、車道と路面電車との模様が異なっていました。途中の競馬場前豊鉄市内営業所があり、建物の横に旧車両と現在の車輌が、民家の間に置かれていました。なんか違和感がありますが、ある見方によっては滑稽にも思えます。この辺りに来ると車道が狭く、お客さんの乗り降りが大変で、ギリギリ脇をすり抜ける乗用車も気を配っていました。井原から先は赤岩口運動公園前の二線に分かれ、僕は運動公園前までの22分の電車の小さな旅を体験しました。
 市民の足の路面電車は、存続維持の為にスポンサーが大事です。そのおかげで豊鉄市内線も、カラフルな模様の車体を見ることが出来ます。

 

 

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