他とは違う たい焼き屋を訪ねて来ました。池袋東口を出て、人と車の往来する大きな交差点を渡り、ビルの間を抜けた一角にこのお店はあります。お店には「ラーメン」の暖簾が、その上には「名代 たい焼」と大きき書かれた、一見して普通のたい焼き屋さんです。正面から見るとラーメン屋さん、左側から見るとたい焼き屋さんと、どちらがメインなのかはわかりませんが、意外とこのようなお店の形態をとっているたい焼き屋さんが多くあります。確かにたい焼き一本で成り立たせるのは大変ですようね。
ここのお店は、名代たい焼 福義といい、永い歴史があるお店らしいです?店の中で店主が たい焼きを焼いて・・・・いるような?あれ いつも見慣れているたい焼きの型がありません。という事は、焼いている姿を見せたくない恥ずかしがり屋さん?そんな訳ないでしょう?よく見ると、狭い店の空間の真中に、なにやら機械が置かれています。その中からなにやら出てくる物が有りました。な、なんと たい焼きではないですか?ベルトコンベヤみたいな物に乗って、一匹一匹落ちて来ます。僕はただただ関心しながら見ていました。事前情報としては、半自動式たい焼き機を使用していることは書いてありましたが、まさかこんな感じでたい焼きが焼かれているとは思ってもいませんでした。
そんな一風変わった方式で作られたたい焼きを買い、その近くの中池袋公園で食べる事にしました。そのたい焼き機で作られた福義のたい焼きは、年期の入っていると思われる程、輪郭のぼやけたたい焼きでした。そのたい焼きのお味は、甘く美味しく丁度よい焼き具合でした。ここまでちゃんと焼ける半自動式たい焼き機は、すごいと思いました。
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