おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

中古車インプレッション     -  三菱 GTO -

2008年01月17日 | 自動車



        三菱 GTO.jpg


 今回の車は 三菱 GTO です。

  こんな車見た事無い?と言う方がほとんどと思います。この三菱GTOは平成2年に登場して、最終モデルは平成12年まで販売していました。販売されて後半の方は、三菱自動車のリコール問題や、若者のスポーツカー離れも重なって、販売台数が減って来ていたように思えます。現にGTOの最終モデルが、街中を走っている姿を見たことが有りません。この車が登場した平成2年頃は、バブルがはじけたとはいえ、贅沢思考は幾分残っていました。GTOツインターボの新車価格が400万円位しますが、それでも結構走っていました。同時期に日産・スカイラインGT-Rも登場して、同じ4WDスポーツカーとしてライバル視されましたが、三菱GTOはモータースポーツ界に一瞬の登場で姿を消してしまいました。何故でしょう・・・?
 そんなバブルを漂わせる車に乗って見ました。特徴なのが、シートの座る位置が低い事です。当時の車は天井が低くて、よく僕は乗り降りする時に、頭をぶつけた記憶があります。この車は4人乗りになっていて、トヨタ・スープラもそうでしたが、ドアが大きく作られていました。4人乗りとは言っても、後部座席に大人が乗るには大変です。実際に当時は乗っていましたが、長距離はちょっと大変。僕自身もスカイラインクーペの後部座席に乗った事がありますが、大きな足の人は置き困ります。そして姿勢を変える時には、やはり楽な方に体を向けたりしていました。 運転席に座るとホールド感が良く、ダッシュボードには3連メーターが備え付いていて、これぞスポーツカーと思わされます。その上アクセルペダルが深く、その位置にシートを合わせると、僕の場合ハンドルが丁度良い位置に来ます。三菱車のどの車に乗っても、僕はこの感覚が好きでした。空調のディスプレイが独特の表示になっているのが結構おもしろく、これが三菱車の特徴です。どんな感じかと言うと、風の流れが室内の形の画に出て来ます(説明しにくい)。やはりこの年式にはドリンクホルダーは有りません。
 走りはどうか?エンジンをかけると、V6 3.0リッターエンジンが低い音で始動します。勿論マフラー音も手伝って、スポーツカーらしい音を響かせています。走りだしは、幾分重さを感じさせますが、280馬力&最大トルク42Kg`mのエンジンは、低回転からの走り出しでも、違和感無くスタート出来ます。シフトアップも高回転まで上げなくても、楽に2速⇒3速と行きます。実際 街中走行の場合、3速、4速で充分足りてしまうので、凄く乗り易いです。高速走行の時は5速を使用しますが、ツインターボという事もあり、アクセルを踏んでも意外とドッカ~ンターボでは無いです。むしろ下の方から押し上げる感覚の加速感があります。見た目デカイボディの車でも、実際に運転していると感じない事が多いですが、この車に関しては少し車幅を意識します。やはりフロント部分の張り出しが、脳裏にあるのかも知れません。どことなくモデルのようなボディラインをしています。ボンネットのダクト?のような物は必要なのでしょうか?(穴は開いていません)後期モデルではなくなりましたが・・・?
 余談ですが、当時クライスラー社といい関係にあった為、アメリカではステルスという名前で、ダッジブランドで発売されていました。

 

 

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