福寿草の里 松本市四賀(旧四賀村)
四賀の福寿草が懐かしく思い出される。
小高い丘全部が福寿草に覆われ、ちょっと冷たい気温の中を散策するのも
春の訪れを満喫できてとても癒されます。
泥濘(ぬかるみ)などもあが、長靴などの貸し出しもあり、楽しく過ごすことができます。
例年、この時期が信州・安曇野を訪れる最初の訪問になっていた。
雪解けを待ちわびたようにして、300㌔の高速道路を走る。
到着すれば、かわいい孫たちが迎えてくれる。
「孫たちに会いたい」このことのためだけに遠い道のりを走り、
この年最初の訪問を「四賀村の福寿草」で孫にあえた嬉しさを、
互いに実感していた。
懐かしくも、哀しい思い出だ。
14歳の12月初めに孫を亡くした哀しみは、
心が折れて、自分の存在がどこにもないような日々。
闇に閉ざされた道をを、手探りで歩くような辛い日々だった。
以来、孫たちがいる長野の地を訪れなくなってしまった。
自然に恵まれたこの地の何を見ても、孫との思い出に繋がり、
そのことがますます早逝した孫への未練となって、
心がなえてしまう。
50万株という福寿草の群落が、四賀の小高い丘を埋め尽くす。
今年も、きっとそんな風景が訪れているのだろう。
「旅人になりたい」といっていた孫は、
この福寿草の群落にも来ているかもしれない。
現地の写真を見ながらそんなことを思う春の訪れだ。
ブログ・さわやかな風 2 さんのブログ写真を見て久し振りに「四賀の福寿草」を思い出しました。また、「白鳥湖」や「大王わさび園」「国営アルプス公園」「松本城」等々いつもなつかしく拝見させていただいています。ありがとうございます。
信州の春は花々が一斉に咲き競う明るい春の幕開けです。懐かしいなー