保育園落ちた 日本死ね!!!
保育園落ちた日本死ね!!!
何なんだよ日本。
一億総活躍社会じゃねーのかよ。
昨日見事に保育園落ちたわ。
どうすんだよ私活躍できねーじゃねーか。
(ブログ冒頭部分)
匿名のブログである
「議論のしようがない」と言っていた政府だったが
ネット上でブログに共感する声が広がると、国会で審議され、政府は待機児童への政府対応を強調しはじめた。
その裏には、世論の大勢が政権批判に転じないよう、必死に安泰を願う政権の姿が見えてくる。
ブログの内容は2/29の衆院予算委員会で民主党の山尾志桜里氏が取り上げ、
メディアが飛びつき、ブログが躍った。
「社会が抱える問題を浮き彫りにしている」と山尾氏が迫れば、
首相は「実際に起こっているのか確認のしょうがない、これ以上議論しょうがない」とそっけない反応だった。
「保育制度の充実は必要」と、反発した市民らはネット上で暑名活動を展開。
数万人規模の署名を山尾氏に提出。
野党はここぞとばかりに、政権批判のボルテージをあげる。
発端となったブログをフェイスブックで共感を表す「いいね!」が押された件数は
4万6千件(3/9報道)を超えたという。
「児童待機問題」に一石を投じ、政権を動かしたという意味では、
意味のあるブログだったのかもしれない。
しかし、私はこのブログを巡る一連の騒動に、違和感を持っている。
次回はそのことに触れたい。
(つづく) (2016.03.19記)