号泣県議 なんでこんな議員が……
地方自治体が関わる問題は、住民にとって直接影響する事柄にもかかわらず、
近年の地方選の投票率は下がる傾向にあり、住民の関心の低さを露呈している。
原発の推進派と反原発派が対立するような選挙ですら、投票率が低い。
投票率の低下の裏には、「だれに投票しても同じだ」、
「候補者のことをよく知らないから」、
「世の中なるようにしかならないから」等々、
無責任で投げやりな、棄権の理由があげられる。
「だれに投票しても同じ」ではない。
一票の重さが、積み重なることによって私たちの意見は必ず政策に反映されると信じたい。
選挙権を放棄し、「候補者のことをよく知らないから」と自己弁護してしまうことこそ、
政治を住民から遠ざけてしまう一因になってしまう。
「よく知らない」という前に、選挙広報誌に必ず目を通してほしい。
いいことばかり記載されている広報誌ですが、
受けだけを狙っている公約を見分けるような力を養う努力はして欲しいし、
政治家に何を望むのか、しっかりした定見を持つことも必要です。
そしてもっとも無責任で投げやりな、「なるようにしかならない」という考え方。
他力本願も甚だしく、何の努力もしないくせに、
自分にとって都合のよいことだけは、しっかりと受け入れてしまう。
こういう人が増えれば増えるほど、政治は住民から離れ、名誉欲に取りつかれた政治家が生まれてしまう。
野々村県議のキャッチフレーズは「西宮最後の希望」というものでした。
人を酔わせるようなキャッチフレーズには注意したほうがいい。
本来の役割を果たさずに議員特権の上に胡坐をかき、低次元の不祥事を起こすような人を選んではいけない。
(おわり)
(参考資料 朝日、産経、読売、東京の各新聞とダイヤモンド社の地方自治通信) 2014.8.22
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