雪に埋もれた福島の冬
去年から今年にかけて、何度福島を訪れたことだろう。
原発の最たる被害地を、
この目でしっかりと見ておきたいという思いが福島に駆り立てるのでしょう。
冬は「どっぷり」と雪に浸ってリフレッシュ。
余計なものを一切覆い隠した銀世界に気持ちが落ち着きます。
窓外の景色を眺め、本を読み、居眠りもする。
贅沢な時間の船に乗って、鈍行は北へ。
雪の景色が現れ、流れていく。
何度も乗り換えて目的地に着く。
春は新緑の若葉を追って、
秋は晩秋の枯れ野で冬の気配を追いかける。
(写真は「会津の冬」 木版画 斎藤 清)
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