平成から令和へ
雨。
30年前、天皇が崩御され哀しみの中、平成の時代が訪れた。
その日の朝、街は雨に濡れていた。
今日。
陛下が2016年8月に退位の意向を示してから約2年9カ月。
陛下にとっては、長い2年9カ月だったのでしょう。
陛下にとっては1万1070日の平成の時代を、
伝統と格式を守りながら、象徴としての天皇の務めを果たすことに心をくだき、
妃殿下とともに道を歩まれてきたのでしょう。
雨。
新元号・令和が多くの国民に歓迎され、
新しい時代の幕開けにみんなが敬虔な気持ちになった。
30年前と同じ雨が夜明けの空に煙るように降っていた。
我が家の庭の花たちも、霧雨の空にしっとり、つつましやかに咲いていました。
光の奥の暗闇に白が輝きます。
雨に濡れて首を垂れて……
清楚な花姿が木犀の下でつつましく……
冬の寒さに耐えてテッセンも……
「平成」から「令和」へ
新しい令和の御代の誕生です。
令和の時代に、国の発展と国民の幸せを祈願したい。
先ほど、即位後朝見の儀が皇居宮殿・松の間で行われ、
力強い陛下のお言葉を聞くことができました。
私は、一連の儀式を通じて雅子妃殿下の素晴らしい笑顔に
救われ、安堵の胸をなで下ろしました。
令和の御代に乾杯です。
(2019.5.1記) (今日のニュースから)
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