① 長峰が少年犯を仕留めた銃声。
愛娘を殺され、生きる希望を失くした長峰にとって、
少年犯を追いつめ
警察の逮捕前に少年の命を奪うことによって
娘の無念を晴らす。
心情的には
かなり長峰に同情的であり
長峰の悔しさを共感し
感情移入した結果が①を指示することになるのでしょう。
少年犯のうちの一人をすでに殺している長峰もまた殺人犯として
警察に追われる身である。
二人目の少年犯を殺すことによって、
本当に「無念」を晴らすことができるのか……
ちょっと虚しい気持ちが残ります。
殺伐とした長峰の心境に、
救われないな…と私は思います。
殺したいほどの憎しみが
殺人という行為で終わってしまうには
ちょっとせつない気がします。
②③のように長峰が警察の手によって死んでしまうことには
どうしても素直になれない心情があります。
しかし、長峰もまた殺人犯であり
心情的に許したとしても法治国家のもとでは
許される行為ではありません。
映画では③、原作では②ということになります。
しかし、この物語はまだ終焉を迎えたわけではありません。
(つづく)
(友人・知人へのはがきをブログ用に編集して記載)
愛娘を殺され、生きる希望を失くした長峰にとって、
少年犯を追いつめ
警察の逮捕前に少年の命を奪うことによって
娘の無念を晴らす。
心情的には
かなり長峰に同情的であり
長峰の悔しさを共感し
感情移入した結果が①を指示することになるのでしょう。
少年犯のうちの一人をすでに殺している長峰もまた殺人犯として
警察に追われる身である。
二人目の少年犯を殺すことによって、
本当に「無念」を晴らすことができるのか……
ちょっと虚しい気持ちが残ります。
殺伐とした長峰の心境に、
救われないな…と私は思います。
殺したいほどの憎しみが
殺人という行為で終わってしまうには
ちょっとせつない気がします。
②③のように長峰が警察の手によって死んでしまうことには
どうしても素直になれない心情があります。
しかし、長峰もまた殺人犯であり
心情的に許したとしても法治国家のもとでは
許される行為ではありません。
映画では③、原作では②ということになります。
しかし、この物語はまだ終焉を迎えたわけではありません。
(つづく)
(友人・知人へのはがきをブログ用に編集して記載)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます