ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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刺鍼部位を減らすための実験 (9/27セミナーの準備)

2020-09-04 07:56:06 | 診断即治療と虹彩学
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ビフォー:立位で体を捻ってもらった アフター:再び体を捻じってもらった


「捻れ矯正」があちらこちらで流行ると思います。(^_^;)


久しぶりのリアルセミナーになるので、燃えています。(^o^)
9/27の臨床実践塾は、コロナ禍の中で行うので、「安心・安全」が第一ですが、今度のセミナーでは、「特殊鍼法の治療効果を実験で見せたい」と考えています。

その為には、前実験をする必要があります。
臨床では、「この症状が治った」「あの症状が治った」と経験することが出来ても、実験で証明できなくては、「絵に描いた餅」になってしまいます。

【やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ】山本五十六。
でなければ、「あの本に書かれている」と言うのと一緒になるからです。
「本に書かれている」というような受け売りよりは、「実験で見せる」ほうが受講生の勉強になるし、インパクトが強いので、記憶に残せると考えているのです。

それで、「捻れの実験」をしたかったので、患者さんに協力してもらい実験をしました。
もちろん、我々だけでも実験はできるのですが、我々だけだと「先入観」が邪魔をする可能性があるので、理論を知らない患者さんに協力してもらうことにしたのです。

「あのー、あのですね。ちょっと実験をしたいのですが、手伝ってもらえないですか」

「えっ? 何かするんですか?」

「ええ、足に3本鍼をさせてほしいのです。あ、でも、3分ぐらいで終りますよ」

「いいですよ」

「ありがとう。では、立ってもらって、両手を広げて左右に捻じってくれませんか」

「はい。こんなんでいいんですか?」

「OKです。OKです。写真を撮りますので、もう一度やってくれませんか」

「はい」と、立位のまま体を捻ってくれました。

「では、足に鍼をしますで上向きに寝てください」

「はい」

鍼をしてすぐに抜いて、
「OKです。では先ほどのように、立って体を捻ってくれませんか」

「えっ? これだけですか?」

「はい。もう一度体を捻って写真を撮ったら終りです」と言うと、立ち上がって体を捻って

「ええーっ!ええーっ!すごく捻れるんですけど」と興奮状態で叫んでいました。

実験は成功です。
「どうもありがとうございました」と言った後も、

「体が軟らかくなりましたよ。何でですか?」と聞くので、簡単に説明をしました。

何をしたかというと、体は潜伏した捻れがあり、それが再発の原因になるのではないかと考え、「捻れを取るにはどうすればいいのか」を考え続けていたのです。
そして、「せんかん鍼」「足関三穴」「回旋鍼」「足根鍼」「頭足鍼」が生まれてきたのです。

つまり、それを証明するための実験をやったわけです。
9/27の臨床実践塾を楽しみにしていてください。
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