白老の自然情報

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福島原発 津波ではなく地震で! 東電 炉心溶融も知っていた?

2011-05-13 12:00:16 | 原発・エネルギー

福島原発事故は、「津波ではなく地震で起きた。」東京電力は、ごく早い時点で「炉心溶融」も知っていたのではないだろうか?

 3月11日午後2時46分 地震発生から非常用ジーゼル発電機がダウンした、午後3時41分に何があったのか? 何らかの記録は残っているはずである。

 

「東京電力が、14日に福島原発からの全員退避を打診していた」との報道が、ずっと頭の中に残っていました。さらに、原子力安全・保安院が「炉心溶融を震災当日予測」していたという。小西克哉 国際教養大学客員教授は、「1号機は地震で配管が破損していたのではないか」と話しています。

地震発生の翌朝には、通常大気圧程度の格納容器の圧力が8キロにも上昇していた。

なぜか?

圧力容器内の配管が壊れ圧力容器から格納容器へ冷却材が漏れていた、(冷却材喪失)可能性がある。短時間に水が無くなったのはそのためではないか。津波で電源がなくなり崩壊熱を徐熱できなくなったとされている。しかし、直接的原因は津波による「全電源喪失」が原因ではなく、地震による損傷の可能性がある。地震直後からのデーターが全く公表されていない。

 

原子炉冷却材喪失事故(LOCA)とは

http://www.weblio.jp/content/LOCA

 

地震時レベル2PSA手法の整備(BWR)平成19年3月 独立行政法人 原子力安全基盤機構

http://www.jnes.go.jp/content/000011169.pdf

 

80/287 頁

圧力容器破損事象(RVR)を高圧炉心注水系(HPCF)配管の破断によるLOCA 時注水失敗(AE)及び未臨界確保失敗(C)の事象に、地震時に発生する可能性が高い電源喪失が重畳した複合事象(ABCE)と仮定した。この事故進展解析結果を図3.9-1 から図3.9-5 に示す。この事象が発生すると、高圧炉心注水系(HPCF)配管の破断によるLOCA 発生後、原子炉未臨界確保に失敗するとともに、高圧・低圧系による注水に失敗する。そのため炉心冷却手段が確保できず、約0.6 時間後に燃料落下開始、約1.8 時間後に原子炉圧力容器破損、約16.7 時間後に格納容器の過温破損に至った。

 想定されるケースをシュミレーションした結果だろうと思います。

 

 今回のケースと似ているのではないだろうか? 

 

 うがった見方をすると、「異常に巨大な天災地変」を装うことで、賠償を逃れようとしたのではないか。

 

東電、福島原発からの全員退避を打診 首相は拒否

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2791012/6969863

 

最悪の事態へ向かう直前だった 東電が14日に職員全員退避を申請

http://aggregator.jp/archives/7129

 

 

炉心溶融を震災当日予測 応急措置まで半日も

http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032701000673.html

 

保安院 炉心溶融 震災当日に予測

http://sociologio.at.webry.info/201103/article_96.html

 

「福島原発事故 隠された真実を暴く!」1/2 小西克哉(国際教養大学客員教授)

http://www.youtube.com/watch?v=PqVsvaNVNYg&feature=related

 

「福島原発事故 隠された真実を暴く!」2/2

http://www.youtube.com/watch?v=9ECoEl-OQEg

 

燃料の大量溶融、東電認める 福島第一1号機

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2011051207510.html との事です。

大量の注水は何処へいってしまったのだろう?

「圧力容器も格納容器も破損」、この先どうなるのだろう?

事故終息をめざし過酷な条件で働く人々はどうなるのだろう?

今回の事故対策に限って国が認めた250ミリシーベルトを超える人も出てくるはずだ。

交代要員はいるのだろうか?

 

福島第一原子力発電所事故の経緯

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E7%B5%8C%E7%B7%AF

 

 

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浜岡原発 止めただけでは意味がない! 貯蔵プールに核燃料

2011-05-13 11:49:09 | 原発・エネルギー

 

 

<静岡・浜岡原発>原子炉 今日 全停止するという。

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20110513ddm041040157000c.html

 

「浜岡原発全面停止」以降の課題 広瀬隆 特別インタビュー (ダイアモンド)

http://diamond.jp/articles/-/12199

広瀬氏によると

「原子炉の内部、あるいは貯蔵プールに核燃料があるかぎり、運転中の原子炉と危険性は何ら変わらないという事実は、誰もが理解したはずです。福島第一原発の事故では、運転停止中の4号機で水素爆発が起こりました。原子炉から取り出した使用済み核燃料棒が貯蔵プールに保管されていたため、電源喪失によってアッという間に温度が上がり、水素爆発を起こしたと発表されました。今になって、あれは水素爆発ではなかったという怪しげな説が出ていますが、いずれにしろ、電源喪失で冷却不能になれば、爆発します。したがって、最終的な目的は燃料を搬出することにあるわけです。」

 

確かに我々は学びました。

今回停止した浜岡原発の燃料は何処へ運ぶのだろう。

国内の使用済み核燃料棒は、何処に、どの位の数が、どの様に保管されているのだろうか?

そこは、どの程度安全なのだろうか?

 

破局は避けられるか――福島原発事故の真相 ジャーナリスト広瀬隆 (ダイアモンド)

http://diamond.jp/articles/-/11514

 

 

 

 

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